【私の感想です】「なぜ、現代社会は生きづらいのか?浜崎洋介氏の新刊発売!」の動画を観ました。オススメ度★4
>自然な幸福からもう今の若い人は遠い状態にあるんじゃないか
最初から若い人目線。しっかりみている。
>多様に生き方だけ広げられてむしろ息苦しくなっていると。
実際、家賃・生活費・労働時間・労働内容は全然多様じゃないですからね。『決められた枠の中で多様性です。その枠自体は偏狭性です』こう言われてるようなものだ。やはり日本はシステム強しの国、ですね。
自由が幸福に繋がらないという。何時だったか、youtubeのベーシックインカムを実現させようチャンネルの人も似たような事仰っていましたね。
>水の中にいるから魚は自由なんだ。
ううん。昭和・平成・令和と、その何時かのタイミングでその水の質や量が変化した、と??
そうそう、「自然のままに生きよ」「全ては空であり無である」「身の回りの全てに己を委ね(略)」この平成中期までにあった日本古来の価値観は何処へ行った・・・wもう仏教や外国の哲学も、資本主義に関連したもの以外日本では通用しないケースが増えてきているというw
この聞き手の人はしっかり勉強してるっぽい。内容把握が地上波メディアの方々より早い。日頃から脳を上手く回せている。
>理想の時代・夢の時代・虚構の時代
>現実の対義語は3つある。理想・夢・虚構
ええっ。『戦後』を3つに分ける!?そんなの初めて聞いたよ。
なんだこの動画。他の動画とは違う。まるで大学の講義か。ノートにメモ取りながら勉強する類のやつじゃん。
>1940-1960年までは理想の時代
ええーーそうなの!?えーと高度成長期・・・くらいだったっけ。つまり、経済的発展。そこに理想と形が一致していたという時代だっけ。
>理想に全くネガティブな要素がない。それをパブリックな形で皆が共有してた時代。
解りやすい・・・。当時は様々な文化・科学技術が海外国内から沢山出てきていましたからね。TVも皆で家族や友達と観ていたらしい。これ、1940-1960年代を生きていた日本人の方はうんうんってなるんじゃないでしょうか??
>欲しいものは全部手に入る
>欲しい時計
>他者に対して演技をしているので、ちょっとわざとらしい。
な、なるほど・・・w虚構の時代の正体はそこか・・・。
>虚構にいけばいくほど自分たちは見栄えが良くなる。
解った。つまり世間或いはある職場だったり、地域で認められるべきという一つのゴールと、そうでないゴールと二種類ある。それで昭和脳の自民党政治家はもちろん前者で勝って欲しい、安定して欲しいと考えていた。だから後者は息苦しくなったりマイノリティー存在となり易い!!
>1997年からデフレに入りますから
>そこから役30年間全く経済成長しない
>1997年からは『自由』というものが、何ら処方箋にならない。
マジすか・・・。あの1998年、1999年アニメ・ドラマの無駄な暗さにはそういうリアルの説得力みたいなものが含まれていたという捉え方も。
ええとつまり、「自由を望む」ということは、1996年以前の理想だけ夢だけ虚構だけ好きに追っていた時代に戻りたい、或いはそこに自分を着地させたいといった欲があるようなもの、ですか??
>自由の受け取り方が政治家と、学者と、文学者で違う
面白い!!!この一行、まるで日本歴史を紐解いているかのようだwここ重要です!!「いや、皆大体同じだろ。政治家をもっと信用しようぜ。我々が更に自由に幸福になるために」こう考えてきた日本人は大昔から多かった!!
>西洋近代化し、文明開化することが政治家の自由
>すると足元に目を向けるとか、自然な呼吸とは何かとか、振り向く暇がない
解る・・・wその、政治家特有の速度の早さも含めて「宗教属性」と私は定義している。
>一番わかりやすいのが2008年。リーマンショックが起こる。
グローバリズムは2008に既に崩れていたという見方!!面白い。んー2000年代前半に気づけてなかったなぁ・・・。
>でもまだ夢の残り香があって。
『強く推してたグローバリズム』って、具体的にどの国だろ。2009辺りでしょう?
>それ(グローバリズム)が不味いなと最初に思ったのが2014年。極右のEUでの台頭
へーーーあの年だったのか。
>価値の議論を私たちはそんなに積み重ねてきたのかというと、もちろんそんなことはない。
うん、先ずは政治家、役所の職員、不動産会社から、かな。政治家はぶっちゃけ一人もいなくても民主主義社会運営出来そうなものですが。
>先進国と後進国が均衡関係にあるんですよ。
けっこうグローバリズムの話されてるけど、うーん遠因が若者の生活に繋がる・・・?つまり外国人が日本に多く入った方がむしろ良い?いや悪い?
>資本の自由つまりネオリベラリズムを拡大すると、むしろ自由じゃなくなるんだよ!!
これ結論ですねーー。回りまわって、ということですね。でも、この動画全てご覧になった方も、「そういう要素はあるだろうが、そこを『私には当たらない』かのように上手く蛇のように回避しながら個人責任として社会を生き抜くのも正しい生き方だ」と思われるケースもあるのでは。本当に資本の自由拡大、ネオリベラリズムを押した事が日本人一人の不幸に繋がり得るのであれば、それを最初に問われるのは国民一人一人ではない。システムに携わるリベラル日本人でしょう。あの人たちは上司や社長からではなく、国民の働いたお金から給料もらっていますから。
>誰を助け、誰は、限界なのか。
ここ重要。つまり、必要最低限の仕事、必要最低限の人員、それだけでいい。まるで「全ての仕事、全ての労働者が(何となく)必要に決まっているだろう」と強く主張するみたいな、そうやって適当に進めていくべきではないと。でも、大分皆さん大雑把ですよねーどの県・市も。特に中年以上の日本人。
ふー22分の間にまるで、日本近代史を俯瞰して捉えているかのような錯覚に自ら陥ってしまっていた・・・w
ううん。勉強動画でした。この浜崎洋介氏の出てる動画、全部チェックしてみようかな・・・wでも観る度に作業妨害用、勉強動画になりそうですw