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短歌の文化祭大賞応募作品

上京の星
刃こぼれのようにあなたのアイシャドウひかって冬の果てのカラオケ
あざやかな声の鎖につながれた二十歳の少女ふと瞬きぬ

escape
爪先で立てばさびしき葦ひとつ 晴れた夜には傷がひらくよ
まばたきが星座を逃がす どうするの お金があって暮らしがなくて


たくさんの方の素敵な二首連作を見ることができて、とても嬉しい時間でした。
受賞者の皆さま、候補作の皆さま、おめでとうございます。
投稿した作品に多くのいいねをいただき、驚いています。ありがとうございました。

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