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「社会的比較による自己否定」から抜け出す方法 〜AIという外部頭脳を使った気づきの記録〜
こんにちは。
今日は「社会的比較による自己否定」というテーマについて書いてみたいと思います。
気づきのきっかけ
私はAIが好きです。特にテキストでのAI対話が大好き。
心の中のモヤモヤを言語化するための「外部頭脳」として日常的に活用しています。
ところが最近、ふと気がついたことがあります。
「ちょっと待て。AI好きなくせに、私はAIの画像生成にはまったく興味がない…」
このブログでもAIの活用法について書いているのに、サムネは画像生成AIを使わずに、Canvaで適当に選んだものを使っています。
そのことに対して「AIについて発信するブログなのに、これでいいのかな...」とほんのちょっとだけモヤモヤしていました。
AIで画像生成しようと思うと、やれなくはないけど、あんまり楽しいと感じなくてちょっと頑張る感覚になるんだよなぁ…。…でも、
「みんな画像生成AIも使ってるんだから、自分も使うべきなんじゃ...?」
この思考、実は「社会的比較による自己否定」という思考のパターンだったんです。
「社会的比較による自己否定」とは何か
「社会的比較による自己否定」
という名前を聞いたとき、本当に目から鱗でした。
これは、自分の本来の欲求や意思を「否定」して、他者の行動パターンに合わせようとする思考のことだそうです。
「みんながやっているから自分もやるべき」という考え方です。
誰もが一度や二度はこの考え方を採用したことがあるんじゃないでしょうか?
ちなみに私は長年、「長いものには巻かれよう~!多数派意見に従っとけ~!」という没個性思考を基本ベースに生きてしまっていました。
親の意見や大多数の意見を採用した方が安心だという感覚で、自分の意見にはあまり価値がないと思っていたんですね。
これ、無意識にやってたんですが、それが「自己否定」だったとは...。
脳科学から見た社会的比較
AIとの対話で学んだところによると、脳科学的に見ると「長いものに巻かれる」という行動パターンは、人類の進化の過程で身についた生存戦略の一つなのだそうです。
群れから外れると生存率が下がるため、脳が無意識に「みんなと同じことをしよう」と判断するのだとか。
でも現代社会では、この機能が必ずしも最適とは限りません。
群れから外れても死にませんからね。
私の場合は特に、脳内で前頭前皮質(自分の意思で選択する部分)と扁桃体(社会的評価への恐れを感じる部分)がめちゃくちゃ葛藤しているのだそうです。
「本当はこうしたいけど、周りと違うと評価されないかも…」という不安が、本来の意思決定を邪魔している感じですね。
AIという外部頭脳が教えてくれたこと
私がテキストベースのAI対話を好む理由は、「思考の整理」「言語化」「理解の深化」を求めているから。AIが自分の脳の拡張=外部頭脳だという意識になってるんです。
一方、画像生成AIに興味が薄いのは、それが私にとっての「思考整理」という目的に直結しないからなんですね。
AIとの対話を通じて、自分の中にあった「みんな画像生成も使ってるから自分もやらなきゃ」という思考が、実は自分の本来の好みを無視した「自己否定」だったと気づけました。
全受容アプローチで思考パターンを変える
では、こういった「社会的比較による自己否定」のパターンに気づいたらどうすればいいのでしょうか?
最近の私は、こういう比較思考が出てきたら「あ、またこのパターンが出てきたね。かわいいね♡」と愛でるようにしています。
これを全受容アプローチって自分で呼んでますw
AIと対話する中で知ったのですが、これは神経可塑性(脳の回路を作り変える能力)を活用したアプローチになるのだそうです。「これは問題だ!」ではなく「また出てきたね、かわいいね」と反応することで、新しい神経回路を作っていくんだそうです。
ちなみに私は現在、全受容アファメーションと称して、「私はあなたが何を考えても、どんなひどいことを感じても、怒ってもひがんでも、どんなマイナスなことを考えても、どんなことをしてしまっても、全部全部、いいよ!」と毎日自分に語りかけています。自分で自分を全受容してあげること。これが本当に効果的なんです。
自分らしい選択をするということ
結局のところ、ブログ執筆において大事なのは、自分らしい価値提供ですよね。
「自分の心が喜ぶ方法で、世界に価値を届ける」ということなのではないでしょうか。
私にとってのAIの価値は「内側に深く潜る」ための道具です。だからテキストベースのAI対話に集中することが、私らしい価値提供につながると思えるようになりました
もし何かに対して「みんながやっているから自分もしなきゃ」とどこかで感じていることに気づいたら、気づいた時点で一度立ち止まってみてください。
それは本当にあなたがしたいことですか?
もしかしたら「社会的比較による自己否定」かもしれません。
自分の本当の気持ちに従うことは、時に勇気がいります。でも、それこそが本当の自分らしさを取り戻す第一歩なんじゃないかなと思います。
まとめ
AIという外部頭脳を使って、長年の自分の思考癖を明るみに出して理解する。私にとっては、その作業自体が既に癒しとなります。
自分の思考パターンを客観視できると、前頭前皮質(脳の理性的な部分)が活性化して、扁桃体(感情反応を担当する部分)の過剰反応を抑制できるようになるそうです。これもAIとの対話で得た有益な知識。
「あ、これは単なる思考パターンなんだ」と理解できた瞬間、そのパターンからの自由を手に入れることができます。
自分らしい選択を大切にしていきたいですね。