【詩】箇条書き方式 ~中濃タイプ~
いざとなれば小鳥探偵社に
場所を変えましょう
漠然とした不安
見方は何人いる?
本当に好きな人は誰
夜眠るコトは尊い
耳壁は水曜日
耳を澄ますフリ
個人的な判例主義
花びらに於ける統計的な優位性
細胞の中の記憶を消す一滴
よるの夢はカプセルに詰める
空の色の伝え方
白衣を黒く染める
用意周到なアクシデント
カナアミは掴みにくい
苦い葉っぱの飲み物
苦虫が逃げてゆく
血の確認
あと一色足りない!
くじけたついでに心を整理
箇条書き方式を取り入れることに至る
心の中は箇条書き
耳の中は箇条書き
頭の中は箇条書き
目に映るモノ箇条書き
くつひもの結び方
意味不明な本
そのまますぎる歌
忘れられないかなしい出来事
無意識に支配されがち
たゆまぬ理想にかかる雲
いったい何の実体を捜し続けているのか
何人にも畏怖される絶対的な果実
家族というコトバが胸に刺さる夕方
指先の小さな絆創膏が全てを邪魔する
意味を持たないノオトを持ち歩く
石コロひとつだって
それで幸福だと思えるなら・・・
こうしている今も
無意識に支配されている きっと
元カノ 今カノ ミラカノ
死ぬために生きる
「自由」が分からないままだ
朝からずっと顔に
何かが張り付いている気がする
オプションとしての恋愛が
あっさりと目的になる
虚空に向かって呼びかける
ナマエ2つ
スナフキンに憧れていた
その靴下は正解か
密会の隠ぺい工作
金絲鳥の首はやわらかい
たいくつこの上ない質問
なぜそんなに隠そうとするのか
不安を集めるクセ
マリアカラスを聴いていました
スペースさえあれば
カセット式のココロなれば
本物なんてあるのか
ほんとうにそれでいいのか
あの人がスキだ でも・・・
はじめての接吻は失敗だった
キレイごとが多すぎる
検索を減らしたい
本当につらいトキ
何でもないメッセージを
さりげに送ってみる
闇深きケーキ
大事なコトは幼少期にこなした
詩人のはらわた
系ってつける系
気持ちだけでも自立を
「遠くへ行きたい」と言うのがスキだ
あのトキはつらかった
ってことを
あの人は知ってくれている
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