カウンセリングという治療、あるいは手当について
カウンセリングに通って3回になった。
夢の話をカウンセラーさん(大学の教授)にも話している。先生は「ここで色んなことを話しているうちに夢の内容も変わっていくと思います。何か変化があったら聞かせてください」と言っていた。
私の悪夢はモラハラを受けた祖母と叔父から逃げる夢だ。
逃げて逃げて、だけどいとこや母、姉が人質にされ、また祖父母の家に戻って助け出そうとする。やっと手を引き、車に乗せて逃げようとするけれどいつもうまくいかない。
この前はみんなを救出して逃げ出した車もろとも、津波に襲われる夢だった。
トラウマは生傷のままだ。カウンセリングにで話すたびに傷が痛む。
家父長制の生霊のような父についても話す。
痛い。カウンセリングがつらいのは消毒されているからだと、Twitterで見た。痛いけど、必要な過程なのだ。トラウマは治らない傷だ。触れると、その時の瞬間にタイムスリップしたかのように痛み、疼き、出血する。自分の力で傷跡になりえなかった傷は、誰かの手を借りるしかない。消毒してもらい、適切に手当をしてもらい、治癒を促す。
私の傷が後何度通えば治るのかわからない。でも、着実に、治癒への道を行っていると信じたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?