私のふわふわなイマジナリーフレンド~「ブルー君は大丈夫」を見た~
小さい頃、住んでいたアパートの玄関口にハム太郎のキックボードがあった。後輪が2つで安定感があり、低年齢の子ども用だったように思う。ハンドルの前に何も入らないくらいの小さいカゴがついていて、ハム太郎のフィギュアが鎮座していた記憶がある。それは「私のもの」だった。少なくとも私の記憶ではそうだった。足を置く台の色がすすけていた気がするので、私の前は3歳上の姉が使っていたのかもしれない。でも、私の記憶の範囲では、当時の姉は自転車の練習をしており、かつ、さらにもう1つ、後輪が1つのち