あがり症は克服していない
こんにちわ。MAHINAです。今日は本番で緊張する話をしようと思います。克服できるよっていう話ではないので期待しないでくださいね。
私は今まで人前にでることも多かったです。学生時代は吹奏楽部のコンクールやピアノ発表会。社会人になってからはプレゼンや商談など。むしろ大勢の人前に立つことは楽しみでもありました。
いつのころからでしょうか。ある日突然舞台の上が怖くなったのです。冷や汗、手の震え、動悸がしてきました。もちろんそんなメンタルでまともな演奏ができません。周りからの感想も「下手くそ」「そんなんでピアノでお金もらえると思ってるの」と言われました。また結婚の準備や仕事も大きいものを任され、忙しい時期だったと記憶しています。両立させなければと焦りもありました。
2年~3年ほどボロボロの状態が続きました。人間そんな器用じゃないのよね。
新人教育をしていたところ、担当した子が音大卒だったこともあって質問してみました。
「あがり症ってどうしたら克服できる?」と尋ねたら、「根本的な克服はできません。慣れるしかないです」と言いました。
その子は「私も緊張しやすいタイプです。試験の時はもうドキドキで、ミスもたくさんしてしまいます。でも舞台に立って、その場の空気が自分にとって当たり前にするしか方法はないと思うんです。」
なんだかグサッときました。要は場慣れしろと。人前に出ることを減らしていた私は「これじゃ逆効果か」と気づきました。
ちょうど近所にストリートピアノが置かれたので、弾きにいきました。また断っていた小さな演奏会にも参加に変更しました。予定が合えば人前で弾く時間と場所を探しては演奏しました。
あとはおまじないを先生から教えてもらいました。先生と私だけのおまじないなのでここでは秘密にしておきます。とにかく自分の落ち着く状態を模索しました。
今では音楽家もスポーツ選手のようにメンタルトレーニングが大事といわれています。特に大きな大会やコンクールでは並大抵じゃないメンタルの強さが必要になってきます。しかもピアノはMy楽器じゃないので、はじめましての状態からすぐにどんな音を奏でてくれるのか判断しなければなりません。
私はあがり症を克服できていません。自分がリラックスできる状態を知っただけです。本番はやはり緊張しますし、冷や汗もかきます。
でも舞台に立ったからには覚悟しなくてはいけないと思います。その覚悟ができるようになるには、場慣れが必要なんですね。きっと。
今ではYouTubeで配信したり、SNSでアップしたりといろんな方法で自分の演奏を披露できますので活用するのもひとつの方法ですね。
みなさんの緊張緩和術、聞いてみたいです♪
今日も最後までお付き合いありがとうございました。あまり参考になる記事じゃなくてごめんなさいね。
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