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日頃のつぶやきな私

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筆者自身の生い立ちや日頃の生活上で振り返ってみた内容が多く出ています。 またグルメなど楽しい情報も配信できるようにしていきますね💦
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#日本語

ことばの学習に手話を使う

ことばの学習に手話を使う

ことばの学習ってきこえる子だったら、1歳半で自然に喃語を発するようになり、そこからもの一つ一つのことばを親から教えてもらうように耳に入って自然的に学んでいくだろう。

 では、きこえない子だったらどうだろうか。これは、聴覚のきこえで判断するときにはわかるので、発覚時期はバラバラである。決まった時期はないが、医学的にいうと新生児スクリーニング療育が以前より進むようになってきたため、早くて6ヶ月の時点

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「動詞」を学ぶ

「動詞」を学ぶ

先日の投稿「品詞には色々な種類がある」の続きで、これから一つ一つの授業の中で気付いたことを記述していきたい筆者であるがこれはあくまで実際に起こった中での出来事である。この出来事が他に似たような経験やすべてのきこえない子どもが必ずしも同じ事があるとは限らないということを前置きしておく。

 まず「名詞」から一つ一つ話したいと思ったが、ここはあえて「動詞」から始めていく。まず、どのようにして授業を行っ

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品詞にはいくつかの種類がある

品詞にはいくつかの種類がある

ことばの引き出しを増やしていくことで、自分の話す力がどれだけ日常生活の中で活かせること出来るのかが決まってくる。語彙力が多い人は、この人は頭賢いね・・・。とか仕事で色々と頼れそうな人だな・・・。と第一印象がそれぞれ違いが出てくるかもしれない。

 でもことばの引き出しを増やすことが良いことではない。私は一番とても大事にして欲しいなと思っているのが、ことばの使い分けが上手く出来る人ではないかと思って

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味覚を知る

味覚を知る

みなさん、ご飯を食べて味をどのように伝えますか。多くは「美味しい」「不味い(美味しくない)」という2択でしょう。笑。でもテレビで見るグルメレポーターの話で出てくることばって非常に様々な表現がありますね。

「甘い」「まろやかな甘さ」「ふわーとした甘さ」「とろける甘さ」・・・

 これってどういうイメージだろうか。と聞いたら、人それぞれイメージするものは違いがあるはず。きこえる子なら、その言葉を聞い

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理由・根拠を説明する力

理由・根拠を説明する力

これから何回か、授業例で痛感したことを少しずつお伝えしていけたらと思うので、ぜひ読んで頂ければ幸いです。この気付きというのは、先日の投稿「オンライン授業を考える」にてお伝えしたように2つの授業を通して自分が得た新たな学びである。この学びというより、得た経験談として後における聴覚障がいの指導とは何かという教育者の視点から真面目に語っていきたい。暑苦しい内容かもしれませんが、一つの視点であるということ

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手話を学ぶ大切さ②

手話を学ぶ大切さ②

先日の投稿(「手話を学ぶ大切さ①」)では、私が今取り組んでいるオンライン授業での前触れである心構えのことを述べてみた。ぜひいかがでしょうか。このような心構えで指導することは、間違いだろうか。一人でも多くそういう真面目な人間に教えを受けてもらうことが教育としての環境適応ではないだろうか。と日々、疑問を抱えている私である。(自画自賛ではないが、その努力が実るにはオンラインではなく対面指導である学校現場

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手話を学ぶ大切さ①

手話を学ぶ大切さ①

本当はろう学校現場でも教材研究しながら授業の理解の手立てとして活用したいテーマがあった。でも現場復帰の見通しは厳しいところだ。(詳細は、先日投稿した「免許法の裏に迫る」を読んでくれば幸いである。)

 とりあえず、今コロナ禍によって自宅にいる時間が長くなってしまった子どもたちのためにきちんとした学習時間を提供しようと立ち上げたある団体の紹介を友人から受けて登録し取り始めてから5ヶ月経つ。その一人の

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