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双極性障害を私と家族の視点から[シブヤ大学での講義]

2018年10月20日、双極性障害に関する講義をしました。

イベント主催いただいたのはシブヤ大学さん。

『シブヤ大学』は、街を大学のキャンパスに"見立てる"ことによって、 街のヒト・モノ・コトを再発掘し編集していく、 「まちづくり」をコンセプトにした特定非営利活動法人です。街の日常生活の中に、常に新しい"何か"と出会い続けていくための機会をつくり、 "何か"をはじめようとする"すべての人たち"の「場(=プラットフォーム)」となる活動をしています。

経緯として、今年の3月頃、双極性障害についてnote以外のリアルな場で情報発信できるといいなとおぼろげに考えてました。

ネットを検索していたところ、

この講義にたどり着き、

「シブヤ大学なら、うつの講義に実績あるなら双極性障害も」

と思い、ダメ元でエントリー。

スタッフの方が興味を持っていただけ、授業づくりをしてもらえる事になりました。


何回かのミーティングを重ねる中で、当初は

(私の経験を話して、その後ワークショップかな)

くらいに考えてましたが、


この記事をみてくれたスタッフの方が

「奥さんも講師として呼べませんか?本人と家族、両方の視点から双極性障害を取り上げることで理解が深まりそう。」

といわれ、これまたダメ元で妻に打診。

記事の反響が良かったのもあり、講師についても協力してくれることになりました。


本番当日1週間前。

私はうつっぽい状態まで気分が落ちてました。
複数の要因がありましたが、何よりシブヤ大学での講義へのプレッシャーも1つ。

(やりきれるかどうか、不安だ、心配だ)

そんな葛藤の中、譲れない約束だと自分に言い聞かせ、講義の場に望みました。


最初こそ緊張すれど、私の授業に興味を持って集まってくれた方々なので、とても温かい空気が流れており、後半には楽しんで講義することができました。

講義の感想として

・奥さんからの視点がとても参考になった

・今の症状をこまめに家族に伝えると安心するというのはやっていきたい

・本心と家族両方の話が聞けたのは新鮮

・接し方、支え方の勉強になった

妻の話に大きな反響があり、私のみでなく、妻と2人だから厚みのある講義が出来たんだなと思いました。

妻に感謝。

気づけば、講義をやりきれたことが自信になり、気分の落ち込みも持ち直せました。

こういった機会、定期的につくっていけたらと思います。

後日、イベントレポートがアップされるとのことで、公開されたらnoteとツイッターで告知します。

追記

イベントレポートがアップされました。

名古屋で開催したイベントのレポートも掲載します。


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松浦秀俊 / 双極はたらくラボ編集長
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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