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Pancakes spiral. パンケーキについて考える。
今度の休みにパンケーキを食べに行くことになったから、パンケーキがおいしいお店について調べだしてみたんだけれど、奥が深いこと深いこと。
深淵まで届くんじゃないかってくらい、奥が深い。
いやいや、そんなことないよって人も絶対いると思う。
でもね、奥が深いというか深すぎるんだよ。
パンケーキは。
Pancakesを構成する要素について
パンケーキを構成している要素について、少し考えてみた。まぁ、これを押さえておけば今食べたい、食べるべきパンケーキに辿り着けるであろう要素だろうと思っている。
・分厚さ
・食感
・枚数
・味
・焼き加減、フォルム、見た目
・価格
以上の要素が考え付いた。
他にもこんなのあるよって意見ももちろんある。
その時は今後の参考にしたいのでアドバイスいただけると助かります。
では、一つ一つ見ていこう。
・分厚さ
パンケーキの1枚1枚の厚みのこと。
お店によっては本当に薄いパンケーキのところもあれば、スフレみたいに分厚すぎるパンケーキのところもあるのがおもしろいところ。
人によっては、「わたしは分厚いほうがいいな」とか「いやいや、薄いほうがいいよ」って意見が絶対別れるところだと思うけど、とりあえず僕は薄いほうがいいかなって思ってたけど分厚いほうも食べてみたいと思ってしまっているからめちゃくちゃ難しい問題=テーマであることは間違いないということがひしひしと身をもって思い知った。
・食感
”もっちり”、もしくは”しっとり”といった食感のこと。
みなさんはコンビニのパンコーナーによく陳列されている「もっちりパンケーキ 2個入り」を御存じだろうか。(商品名は忘れました。)
あのパンケーキをたまに買うんだけど、食べるたびにもちもちとした食感がたまらなくなり、やっぱりパンケーキはもちもちがいいよねって思ってしまうほど個人的には思い入れのある逸品だ。
でも最近は台湾パンケーキといったように”しっとり”を売りにしているようなパンケーキが世に出回りだしたと聞いたことがある。そもそもあのパンケーキで”しっとり”を生み出すことができるのか甚だ疑問ではある。
・枚数
お皿の上にのってでてきたホットケーキの枚数。
個人的にはパンケーキの枚数は多ければ多いほどいいっていうわけではないと考えている。というのもいくら「デザートは別腹」といっても、やっぱり食べ過ぎてしまうと気持ち悪くなるからだ。
だから、美味しく食べることのできる最適解でいただきたいものである。
でもここに関してはお店の人が、試行錯誤の結果ベストな枚数で構成してくれているから心配はない。
ということはだよ、枚数に関して考えることは後回しでも構わないということになった。
これは発見だよ。
・味
これ、もうこれが難しすぎる。
はちみつ、メープルシロップ、デザート盛り合わせ、ホイップクリームのせ、チョコレート……あげだしたらきりがない。
この「味」を考える上ではどうしてもいろいろな選択肢に目移りしてしまうことこの上ないため、簡単に考えることにしてみたのだ。
・「オーソドックスな喫茶店派」
・「今を時めくトレンドカフェパンケーキ派」
このどちらかの選択肢からいま最も食べたい、いや食べるべきパンケーキの方向性をまず考え、そのうえで方向性にあったパンケーキを候補に挙げていき、最終的にトーナメントに勝ち残ったパンケーキを採用することこそが、「えー、パンケーキのお店たくさんありすぎて迷うね。」って悩んでいる人が考えるべき思考法なのではないかとさえ思うほど、この考え方は自分のなかでは衝撃的であった。
ただ、方向性は決めたとしても目移りする可能性はあるとだけ言っておく。
というのも、まさしく今僕が陥っているからだ。
・焼き加減、フォルム、見た目
パンケーキを語るうえでは焼き加減、フォルム、見た目は欠かせない。
というのも僕が小さい頃はおやつにホットケーキを自分で焼いて食べる習慣があったのだけれど、出来上がりのホットケーキの焼き色には特にこだわっていたからだ。おそらくお母さんに教わったのであろう、表面のぷくぷくを判断材料に小学生ながら華麗なフライ返し裁きで数々のパンケーキをひっくり返してきた。
まぁ、それでも少し焼きすぎるといったことはあったけれど、自分の理想とする焼き色で出来上がった瞬間は少し誇らしかったのを覚えている。
そういった意味でもパンケーキそのものにはやっぱり美味しくみえる焼き色、焼き加減というのがあると思った。最近では白いパンケーキもあったりするとネットで見たことがあるので、必ずしも焼き色はついたほうがいいとは限らないみたいではある。
ただ、それでもやはり僕は焼き色にこだわっていたい。ということは白いパンケーキはNGなの?って聞かれるとそうではない。
やっぱり変にこだわっていたいんだよ。
続いての見た目。
「味」の延長線上に「見た目」は存在すると考えた。
というのも、バターとシロップのみで勝負してくるパンケーキもあれば、フルーツもりもり、ホイップクリームもりもりで勝負してくるパンケーキもあるが、その見た目のどれもに共通していつこととして、
「あ、今、 私 or 僕はこのパンケーキを食べたい」
という個人の意思決定をつかさどる脳に直接訴えかけることのできる要素だと考えたんだ。
まぁ、パンケーキに限らず見た目で食事を選ぶことってめちゃくちゃあると思うし、やっぱり視覚を通して料理を決めるっていうのは大事な要素だと思う。
以上が、焼き加減、フォルム、見た目について考えたことだ。
・価格
パンケーキの提供料金のこと。
価格に関してはまぁ人それぞれだとは思うが、やっぱり高すぎるパンケーキには選びにくいんじゃないかと思ってしまう。
しかし、料金に関してはパンケーキだけの料金だけではなく、お店の雰囲気や時間も含まれていると思うから必ずしも安ければいいっていうことでもない。
まぁ、こればっかりはそこまで気にすることではないだろうと思う。
気にしすぎると最終的にパンケーキ、食べずに帰ってきちゃうかもしれないしね。
さて、ここまでパンケーキの要素を考えだしてきた。
そうすることで、パンケーキの何たるかについて少し知ることができたのではないかと謎な自身が生まれてきた。
そして、次のお休みに食べに行くべきパンケーキについて、一緒に考えてくれるであろう知り合いに早速パンケーキの構成要素や考え方を共有したのだけれど、
「え?そんなに深くなくない?」
って言われた。
深いのは、パンケーキの味の深さ、味わい深さだけなのかもしれない。