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NO Spotify. NO LIFE.

僕にとって朝の通勤時間に欠かせないのが、「音楽」。
とりわけ、Spotifyにはいつもいつもお世話になっていて、すでにSpotifyがない人生なんてもう考えられないほど手離せなくなってしまっている。

「NO Spotify. NO LIFE.」
が僕にとっての人生訓なのだ。

そんなSpotifyとの出会いは1年前に遡る。
その時の僕というのは、もちろん音楽は好きでよく聴いていたのだけれどいまいちサブスクリプションを利用して音楽を聴こうとするところまではどうしてもいかなかった。
というのもやはり月額制というのは月々の負担になるし、好きなアーティストの曲はやはりデータであろうが購入するべきだという謎の信条=ポリシーをもとに生きていたから、やはり必然的に僕のiphoneには好きなアーティストの曲がたくさん積みあがるように増えていった。

もちろん、好きなアーティスト以外の音楽もよくYoutubeで聴いていた。
つまり、Youtubeとわざわざ購入して聴くという二刀流で自分にとっての音楽の世界を楽しんで旅していたことになる。

そこに現れたるは、埼玉から帰ってきた兄貴。
腰にSpotifyを携えていた。

「え、お前Spotifyのほうがお得やで。」
「WHY?」
「980円で聴き放題やし、
なおかついろんなアーティスト聴けるから楽しいよ。」

やっぱり都会の人は違うよねと。
やっぱりおっしゃることの説得力が違うよねと。
ちょっぴり都会に慣れてきた兄貴をみて「かっこええ…」と思ってしまった。

とりあえずやるかどうかはトライアルしてから決めればと、進研ゼミの漫画にあるような展開でトライアルを契約することにした。

めちゃくちゃ楽しかった。
ずっと聴いてた。

とりあえず、トライアル終わってからも継続で使い続けることを決めたことにもう迷いは一切なかった。
あれだけ、カフェや喫茶店でどのメニューを頼もうかだいたい10分くらいは悩むことが多いのに、Spotifyに関しては速かった。
もう一切の濁りがない…澄み切った青空の下で大きく羽ばたくことを決めた1羽の鳥のように清々しかった。
ずっと前から飛びたかったんだろうか。
きっとそうだよ。飛びたかったんだよ。
そう、かもめに言われた気がした。

そんなこんなでいままでやはり使い続けてしまっているSpotifyなんだけど、今日のシャッフル再生が最高だったのでぜひおススメしたい。
シャッフル再生って、やっぱりシャッフルだけあっていろんな曲が流れてくるんだけど、その時々の気持ちで聴きたい曲になかなか出会えない時もあれば、「お、!」みたいに気持ちの良い出会い、もしくは予想にしていなかった音楽との出会いもあるもんだからシャッフル再生っていうのはどこか運要素も大きく絡んできていると思うし、やっぱり楽しい。

今回のシャッフル再生は気持ちよすぎて帰り道でまたまた踊ってしまっていた。
変人として映るだろうか。
いや、「NO Spotify. NO LIFE.」を掲げている以上楽しんだもん勝ちなのだ。
とりあえず今回出会えたシャッフルから数曲のイントロだけでもオススメしておきたい。


1.BUMP OF CHICKEN 「邂逅」

夜に塗られた水面に 月が引いた白銀の道

BUMP OF CHICKEN「邂逅」

そういえば、帰り道で今週の火曜日が中秋の名月だったことを思い出し、月を見上げてみたら少し欠けはじめていた。
おそらく琵琶湖とか湖の近くで月を眺めてみたら、こんな景色に出会えるんだろうか。もし仮に出会えるんだとしたらぜひともいつかこんな景色を見てみたいもんだと思う。


2.マカロニえんぴつ 「はしりがき」

イメージは超えられないのさ

マカロニえんぴつ「はしりがき」

この一言に最近は救われているところが多いような気がする。
やっぱり頭の中で考えたことって、それは頭のなかだけにあるものであって、やっぱり形にしないと意味がないよなって。
うまくいくかはどうであれ、「ま、やってみるか」ってこの曲を聴くたびに思う。


3.ヨルシカ 「ルバート」

あ、ちょっと楽しい

ヨルシカ「ルバート」

もうこの「ルバート」のはじまりから楽しい。
曲自体はリズムが取りやすく自然と体がついつい動いてしまうのだけれど、歌詞をしっかり聴いてみると実はそうでもないことがわかる。
でも、とりあえずこの曲が耳に聴こえてきたとき、今日も日本のどこかで僕は人知れず踊っている。主に会社からの帰り道だけだけれど。


4.Mr.Children 「放たれる」

閉じ込められてた気持ちが 今静かに放たれていく

Mr.Children「放たれる」

久しぶりに出会えた一曲で、この曲を初めて聞いたのは何年前だろうかと少し考えてやっと出てきたのが、映画「晴天の霹靂」を鑑賞に行った際のエンドロールで流れたときだった。何年たってもはじまりから聴いていて心地のいい音楽ってなかなかないと思うし、やっぱりミスチルすごいよなって思ってしまった。
僕には閉じ込めている気持ちはあるのかと聞かれると、いま明確にあると答えることができる。でもそれは今は解き放つべきではないと考えてはいるが、はたしてそうなんだろうかとも思ったりする。
その駆け引きが人間社会だというなら、しんどすぎないか。


5.米津玄師 「さよーならまたいつか!」

どこから春が巡り来るのか 知らず知らず大人になった

米津玄師「さよーならまたいつか!」

朝ドラ「虎に翼」で毎朝流れているのを聴いているうちに、覚えてしまった一曲で、この米津さんのおかげで毎朝が楽しみになってしまっていた。
聴いていて楽しいし、この曲がかかるとやっぱり気持ちも少し上向きになる。元気をもらえるんだよなぁ。


以上、新曲多めだったような気がするけれど今回はシャッフル運が気持ちよかった。
明日はどんなシャッフルになっているのか、少し楽しみではいる。

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