介護事業倒産から見える、「本質・本音・本物」の時代
今回も、介護職時代の元同僚たちに向けた「お金の学びを伝えるグループ」での投稿を共有します😊
「自分にとって介護の仕事とは何か」を考えるきっかけにしてもらえれば幸いです。
今回はこの記事を見ていきます。
【記事の概要】
【介護職の給与を詳しく見てみる】
度々上がる「介護職の給与が低い」問題ですが、実際どれくらいなのかを見ていきましょう🔍
コメディガルドットコムによれば、介護職の給与は
・平均年収:約363万円
・平均月給:約25.6万円
・平均ボーナス:約54万円
とのこと。
またdodaの「平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)【最新版】」によれば、全体年収の平均は414万円となっています。
こうなると、全体と介護を比べれば一年で約50万違ってくる訳ですから、確かに「給与が低い」と言えます😥
「同じ日本に住んでいて、同じような時間働くのであれば給与が高いところの方が良い」と考えれば、離職者が増えるのも頷ける話です😶
【物価高の影響は?】
次に物価高についてですが、その要因については
①エネルギー負担軽減策効果の弱化
②円安の影響
が挙げられ、「今後もしばらくはモノやエネルギーの価格上昇が予想される」と言われています。
更に深掘りすれば、これらは日本の『自給率の低さ』が影響しており、エネルギー自給率、食料自給率が高まれば物価上昇にも歯止めが効くかもしれません。
【一人ひとりが職業を、そして社会を考える時代に】
こうして情報を詳しく見ていくと、一人ひとりが自分の職業を、そして日本の社会を見直す転換期にあることがわかってきます🔄
以前、2023年が『癸卯』の
「物事の明るみになり、飛び立てるかを問われる年」
2024年が『甲辰』の
「努力が芽吹き、成長するかを問われる年」
だとお話ししてきました。
これは個人レベルでも集団レベルでも当てはまる話で、
「自分にも社会にもウソはつけないし、誤魔化しでは通用しない時代になっている」
ということです。
騙し騙しでやるようなクオリティでは「選ばれないサービス」になるのは、誰もが厳しい生活の中から「より良いもの」を選ばなくてはならないため。
より『正解』を求めて、「自分は間違っていない」と安心したい社会へ移り変わっているのです。
そうして人の「心の隙間」を埋めるように
・『科学的根拠』による正しさの流布
がいよいよ強化された、という話を先日しましたね👨🏻🏫
ここで重要なのは、その『科学的根拠』が事実に合っているかを、他ならぬ『自分』が見極めなくてはならない点。
『本質・本音・本物』の時代においても、まだ根強く『表面・建前・偽物』の思想がはびこっていますから、
「良さそうに感じるもの」(表面)
「本当そうに聞こえるもの」(建前)
「正しそうに見えるもの」(偽物)
これらが「実際どうなのか」を見極めていかなければ、自分自身がそちらへ引きずり込まれて心身共にダメージを受けることになる、という現象が、今回の記事にもよく現れているのです😔
【まとめ】なんのために介護の仕事をするのか
今回は「介護事業倒産、過去最多」の記事を見ていきました。
これは端的に言えば「介護の仕事をするのはお金のため」という人々の『本音』が表出した出来事だと言えます。
お金のために働くこと自体に良いも悪いもありませんが、今年に入らずともデータを見れば「お金のために介護の仕事を選ぶのは筋が悪い」のは前々から明らかです😢
それでも耐えに耐えてこれまでやってきたれど、いよいよ限界を超えてしまったのが『倒産・離職』です😭
そうなる前に、介護保険制度を頼り過ぎずに「独自の収入源」を持っていれば、まだなんとかなったかもしれません。
事業所の多事業展開は難しいにしても、職員一人ひとりが副収入を得られる環境を用意すれば、人件費を押さえる一手となり得たかもしれないのです。
こうしたことからも、今の時代は『本質・本音・本物』の時代であり、
「目の前の出来事が『本質・本音・本物』に当てはまるかどうか」
を自分で見極める力量を求められているのが見えてきます。
お互いに、学びを深めていきましょう😊
今回もここまで読んでもらい、ありがとうございます☺️
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