「クロスボーンガンダム」と私
先々月の2月25日に最新刊「クロスボーンガンダムX−11」の1巻が発売されました。😆
今回はクロスボーンガンダムについて語りたいと思います。
ネタバレは極力無くし、作品紹介と私の感想中心にしたいですので、「ん、それは違うぞ」と思われても構いません。
宇宙世紀の時間軸
クロスボーンガンダム(以下クロボンと表記)は「機動戦士ガンダムF91」コスモ・バビロニア建国戦争後の宇宙世紀0124から「機動戦士Vガンダム」ザンスカール戦争の宇宙世紀0149を紡ぐストーリーです。クロボン ダストはもっと後年の宇宙世紀0169の話です。
ですから45年、ほぼ半世紀の長いお話です。
長谷川裕一先生の執筆ですが ①クロボンガンダム(全6巻) ②クロボンガンダム 鋼鉄の7人(全3巻) ③クロボンガンダム ゴースト(全12巻) ④クロボンガンダム ダスト(全13巻)の経過時間軸です。
残念ながら映像化されていないので宇宙世紀の中では認知度がやや低いのでは?と感じます。
MSについてほんの少し…
ABCマント(アンチ・ビーム・コーティングマント)を羽織っています。
ドクロマークの海賊のような風貌のMSシルエット… とても印象的です。
クロボンの一号機、機体コード、名称は XM−X1 クロスボーンガンダムX1ですが、サナリィコードはF97 正式名フォーミュラナインティセブン。つまり、F91の正当・正式な後継機体です。
接近戦特化型でゼロ距離からの海賊らしい武器を使ってのダイナミックな攻撃には目を奪われます。
イチオシはXM−XX(正体不明の2番機)ゴーストガンダムです。ファントムライトを随所に纏ったシルエット、メチャカッコよーです。
…ネタバレはここまでにします。🙏
私が凄いなと思うのは、2点あります。
①ストーリー展開
F91からVガンダムの時間軸を無理なく非常にキレイに丁寧に紡いでいる点です。その時、その時の時代背景も蘇ります。(クロボン作品自体はF91、Vガンダムより随分後に作られた作品です。)
②前作主人公の次作での立ち位置
Zガンダムにおけるアムロのような感じですが、クロボンの各前作主人公は各本編の主人公を濁らさず、曇らさないのに非常に鮮烈かつ重要な立ち位置に居ます。
「最も重要な2番手」と言ったところでしょうか?
「クロボン ゴースト」はストーリーも壮大で随所に胸が「グっ」とする場面があり、誠に恥ずかしながら私、2場面で落涙してしまいました。💦
齢○○歳を越えて尚、ガンダム漫画で泣ける自分… これはこれで良いかと思っています。
クロボンのガンプラのキットはHG.RG.MGそれぞれにあり、色々な機体、種類も出ています。
プレミアムバンダイの「メタルビルド」シリーズでもかなりの種類が出ています。高額すぎるし、直ぐに売り切れるので全く手に入りませんが…😅
版権やガンダムアニメ世界の事情、大人の都合は分かりませんが、ガンダムアニメ、イチファンとしては是非ともにアニメ化して貰いたいものです。
触れて感じてみませんか? 強く優しく勇気のある宇宙海賊たちの英雄譚「クロスボーン・ガンダム」の世界を…