人との境界線のはなし
人との境界線について意識したことはありますか?
ほどよい距離を保つ例えとして「ハリネズミ」や
「やまあらし」が出てきますよね。
彼らはカラダに針?トゲ?があるので、
近づきすぎるとお互いに傷つけあってしまうので、ほどよい距離を保たねばならない。
これをイメージして人間に置き換えようとしても、しっくりこない。
だって、心地よいと感じるココロの境界線の壁や針の長さって、人それぞれ違うから。
じゃあ、何を基準に考えればいいの?
それは感情です。
相手の言動によって少しでもモヤっとしたり、
イラっとしたら、自分の領域を相手が越えてきている状態かも知れません。
それと同時に、
自分が相手に侵入を許しているということ。
「これ以上入ってこられると心は不快なんだよ~!!」
という反応が、モヤやイラに姿を変えて教えてくれています。
ここで、カーっとなって反論したりすれば、
相手に自分の境界線をさらに越えることを許す行為になるだけでなく、自分も相手の境界を超えることになるのです。
相手が勝手に侵入してきているのを不本意ながらも自分が許してしまっているとか、相手の壁をも超えるなんて気分は良くはないですよね?
自分のココロを守るためには相手から離れるのが得策。
誰かの言動で心が不快だと反応したときは
その場を離れるか、心理的距離を保つこと。
そのためには客観視が大切です。
事実と感情は分けて考えるくせをつけるといいと思います。
越えられたときは不快に感じるのでわかりやすい。
だけど、”超えない”ことは無意識だったりするので注意が必要です。
ここでもやっぱり、感情なんですけどね。
ではどういうケースが境界線を越えているのか?
『相手の問題に立ち入ったコメントをしたとき』
分かりやすい例えだと、
友達が彼氏に大事にされていないと感じていて
愚痴や相談を受けたとき。
「そんなヤツ、別れておしまいよ!」
言ったことある、もしくは、言われたことある!
て人いるかも知れない。
いくら相手を心配して発した言葉だとしても、
別れる・別れないはその子が決めることであって
自分の価値観を押し付ける行為になってしまいます。
ここで一歩引いて客観視できたなら、
「別れるというのも、選択肢のひとつだと思うよ。でも自分の気持ちがどうしたいのかが、大事だからね。」
と相手にどちらを選んでもいいけど、自分の心に聞いてね、というアドバイスができると思います。
他にも「これは越えている」というケースがたくさんあって、書ききれないので、いづれ音声配信でお伝えしてみようと考えています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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