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#2.フォルケホイスコーレ 人生の学校って?デンマークのフォルケホイスコーレで感じたこと。


こんにちは!
メルケボッテ KANAです!
オランダでの滞在も残り1週間もなりました。来週デンマークに戻ります🇩🇰
【気楽にいこうよ】の記事を見てくれたりスキを押してくれてありがとうございます😭
やっぱり、二つ目の記事からなかなか見てもらえなくなりますよね〜。以前noteをはじめたことあって、一つ目の記事はスキがつくのに、二つ目からはつかない!と二つ目から人目に触れることがなくなることを学んでたんです。
だからこそ、そんな中でもスキを押してくれた7名の方に名指しでお礼を伝えたい気持ちになってます🥰笑

前回の記事はこちら↓

スキ押しお願いします🙇❤️

さて、【気楽にいこうよ】と思えた、旅の初めの目的地はデンマーク発祥の「フォルケホイスコーレ」でした。ここで、フォルケホイスコーレの説明を引用したいと思います。

人生の学校 フォルケホイスコーレって?

フォルケホイスコーレとは、北欧独自の教育機関です。
フォルケホイスコーレの特徴は、試験や成績が一切ないこと、民主主義的思考を育てる場であること、知の欲求を満たす場であることです。
加えて、全寮制となっており、全員が共に生活することなども代表的なフォルケホイスコーレの文化です。教員も各校数人は敷地の中に自宅があります。

https://www.ifas-japan.com/folke/

気になった方はぜひ調べてみてね!

IFASのサイトで、詳しく説明してくれています。私は結構ここのサイトを参考に行きたいフォルケホイスコーレを決めました!

気楽にいこうよ。〜ヨーロッパで出会った私〜


私は必ずワーホリに行くと決めていた。場所はフィンランドかな〜、北欧雑貨好きだし、教育もいいって聞くし!となんとなくフィンランドにいくつもりだった。しかしきっかけは覚えていないが、「人生のための学校」と言われているフォルケホイスコーレの記事に出会った時、「絶対行きたい!!!」と心がドゥクドグドクンと動いた。(なんかこの表現古いな笑)

でも本当に、心臓の音が聞こえてくるぐらい心が動いた瞬間だった。

人生の学校、大人のための学校ってなんだろう。
学校は子どもが学ぶ場所のイメージがあったので、すごく興味が湧いた。

そうして、デンマークワーホリへ行くことを決めた。

そう、私はここで思っていた以上に自分と向き合うことになる。
と言っても私は、エピローグで述べたように自分と向き合ってきたし、自己理解はできていると思っていた。

ポジティブな自分が好きだし、その自分を保てるようにしている。

フォルケでの体験の全てを書いていたら、参考書ほど分厚くなってしまうので、印象的だったことを書き溜めていきたいと思う。

心の傷と瞑想

滞在中何度も行った瞑想。
その中でも、過去の自分の痛みと向き合いそれについてケアしていく瞑想が印象深い。

まず自分の傷ついたことについて考えていくんだけど、
私は頭の中で「え?ない!ないんだけど、、、やばい瞑想のガイドが進んでいく、、、!」って焦ってた。これといった傷が見当たらなくて、なんて私はハッピー人間なんだって思ったんだよね。

結局見つけられないから、瞑想ガイドからは置いてきぼり。
だからずっと傷について考えてた。

最近傷ついたこと、、、ないなぁ。

社会人で傷ついたこと、、、嫌なことはあったけど、別に傷ついたってほどでもないなぁ。

大学生、高校生、中学生、小学生、、、

どんどん遡って傷ついたことについて掘り返してみた。
でも見当たらない。

そして最初に見つけたのは、幼稚園の頃の傷だった。

どんだけ遡ったんだ、、、!笑

幼稚園の頃の私は、今では考えられないぐらい消極的で大人しくて自分に自信のない子どもだった。(今とは真逆?笑)
幼稚園の頃のことを思い出すと、嫌な記憶ばかり蘇ってきた。

トイレに行きたいことも言えなくて、お漏らしして着替える時に聞いた同級生の「うわぁ」って声。
あーあれ、傷ついたなぁ。
恥ずかし過ぎて消えたかったなぁ。

全然ピアニカが弾けなくて、居残り教室みたいなところで練習させられたなぁ。
やりたくなかったなぁ。

縄跳びも全然飛べなくて、"できたよシール"がいっこうに埋まらなかったなぁ。
私は壁に貼られた"できたよシール"をながめてた。他の友達のシールがどんどん積み上げられて、まっすぐ上に伸びてるの見て、私って本当に何もできないって思ったなぁ。
私のシールは、"縄跳び"と"前とび10回"の2枚ぐらいだったなぁ。苦しかったなぁ。縄跳び嫌いだったなぁ。

思い出せば出すほど、幼稚園時代傷ついたことがたくさんでてきた。
あー私ちゃんと傷ついてたんだ。
あの頃は、たくさんたくさん傷ついてた。

でもすっかり忘れてたし、思い出すことがなかった。
これを今書いている私は、涙が溢れている。あの頃の私が、今泣いている。

当時相当傷ついていた。でも、誰にも言えなかった。
4.5歳の心の中にいっぱいいっぱい溜め込んでいた。

あの頃の傷に気づいたら、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、そして今の傷にも気づけるようになった。

フォルケでの生活で傷ついたことなんて何もないと思ったけど、あのこに言われたあの言葉、なんか嫌な気持ちになった。あれ私は傷ついてたんじゃん。って小さな小さな擦り傷に気づいた。

過去の私と向き合い、傷ついたことについて考えた瞑想。
私の心は全然すっきりしなかった。

ガイド通りにできてたら、違ったかもしれないけど私は傷を思い出すだけで終わってしまったから。

私は、瞑想を通して心の傷と向き合ってこなかったことに気づいた。
だからすぐには心の傷を思い出せなかった。

傷つくことがあった時、それについて深く考えないことで、傷を通り過ぎてきた。表すなら、心の傷が深い穴でドロドロしていて、そこを小走りで通過する感じ。このドロドロの穴で立ち止まったら、深く深く沈んでいってしまう。

私は悩みたくないから、この泥沼を小走り通過することが癖になっていた。
それをこの瞑想を通して、心の傷の泥沼に沈んでいく気持ちだった。

あまり感じたことがない苦しみを感じた。あれもこれも傷ついてた、苦しかったって気づいたから。急なメンタルブレイク、、、。

そして私は、しばらく心の傷泥沼にハマり、自分を見失うことになる。

あれ?今まで積み上げてきたものはなんだった?
私は自分の感情に嘘をついていたの?

そう言えば、フォルケに入学して初めての授業で、楽しみにしてることと怖いことを書いた。

でも怖いことが見つからなかった笑
それも、自己理解できていなかったからなのだろうか。

いつからか、マイナス感情に目を向けないことが癖になっていた。
だから、怖いものも見つからなければ、傷ついたこともすぐに見つけられない。

マイナス感情に浸りに浸って、気分は最悪だった。

....いや、何してんだ?

今まで、マイナス感情に目を向けず、ハッピーに生きられてたならそれでいいじゃないか。
それの方がモヤモヤすることなく幸せだったんだから!

だから、私の方針は変えなくていい。
マイナス感情は小走り通過!それが私の幸せの在り方。

人にはいろいろな幸せのあり方がある。
どっぷり沼にハマってじっくり考えて沼から出たい人もいるだろう。
幸せのあり方は人によってちがう。
考え方、生き方はみんなちがう。

正解はない。

だから今の私は、マイナス感情に触れず、小走り通過。これでいこう。

それでいいんだ。変わらなくていい。

と、自分の中の正解を見つけたのは数日後だった。
数日の話だが、いつも傷と向き合わない私は、とてもドロドロした気持ちになった。

そう方針を決めたものの、一度掘り返してしまったので、
この後も何度も過去と向き合うことになる。

が、、、

私の方針は、ここは変わらず「傷は小走り通過」。

最後に...

瞑想ってしたことありますか?私はフォルケで人生初めてしました。初めてだからか?まあ、邪念邪念😂全然集中できません。笑
自分にフォーカスがまず苦手で、周りが気になるし、そもそも英語だからガイドに添えてるのか?という不安もあって、全然できませんでした。
何回も瞑想して、やっと最後に、これが瞑想かーってなったことがあるので、それも今度書きますね。
また、傷ついたこと苦しいこと等にじっくり向き合うタイプですか?フォルケの友達にじっくりタイプもいました。
でも私は、きっとじっくりタイプになると病んじゃうんですよね。だから、じっくりしないことで、回避してるんだと思います。
私がなぜこの瞑想の一連を書きたかったか。それは、自分の考え→一回壊れる→自分の考えに戻る感覚が面白かったから。
あと、こんなに過去を掘り返したのも初めてでした。掘り返してよかったのかどうかは、、、?ですが、もっと向き合って根本的な自分のトラウマを解決するためには必要な作業な様な気もします。
長くなりましたが、次回もお付き合いください!みんなが読んでくれること・スキ・コメントが力になります!よろしくお願いします🎵

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