「ビートルジュース ビートルジュース」を観た!
昨朝、「ビートルジュース ビートルジュース」を観ました。
誤ってもしくはいたずらにより、あの世からこの世に召喚されたビートルジュースが巻き起こすドタバタコメディかと予想していましたが、実際には随分違う内容です。
映画はある住宅街の俯瞰ショットで始まりますが、このシーンでティム・バートンの世界が始まりだと思うと、もうワクワク感でいっぱいになりました。
ちなみに、私はこの俯瞰ショットで「シザーハンズ」(1991.7.13日本公開)を思い出しました。
ビジュアル面、ストーリー展開共に非常に個性的で、また魅力的でもあります。
時おり、ギョッとするシーン(ビジュアル)があります。しかし、これはティム・バートンの嗜虐性を表している訳ではなく、例えば頑是無い幼子が蟻を踏み潰して遊ぶような、純真さを表しているように思えます。
まあ、虫嫌いの私が困ったシーンもありますが。(苦笑)
相変わらずの人を食ったような(誉め言葉です)、というかいたずら心に溢れたティム・バートンらしい映画です。
面白かった! というより、楽しかった! と述べた方が正確でしょう。
それにしても、ウィノナ・ライダーは年取りましたねえ…… (^_^;)
前作の「ビートルジュース」(1988.12.10日本公開)は観ていないのですが、十分楽しめます。
今回、山寺宏一をはじめキャストが魅力的だったため、吹替版を選びました。さすが誰もが巧かったですね。ティム・バートンの世界に入るのを見事に助けてくれました。
※文中敬称略