浴室乾燥機を使ってみて意外とよかったこと2選
こんにちは、まどろみです。
日々丁寧な暮らしについて考えています。
我が家は2023年11月に新築一戸建て(建売)を購入し、入居して1年経ちました。
1年経って一通りついている設備を使ったつもりでいましたが、1つだけ使っていないものがありました。
それは浴室乾燥機です。
今回は浴室乾燥機を使ってみて意外とよかったことを2つご紹介します。
個人的に暮らしがまた一つよくなったので、もっと早く使えばよかった!と思っています。
浴室乾燥機、ついてるけど使ったことがない、これから導入しようか迷っている、という方はご参考になれば幸いです。
⬛︎あとひと押しの乾燥に便利
①個人的な浴室乾燥機の不満
浴室乾燥機、実は以前賃貸に住んでいたとき使ったことがありました。
当時は社会人2年目。
当時は転勤族。
借り上げ社宅で住んでいた1Kのアパート。
基本的に外干し自然乾燥派の私ですが、梅雨の時期だけはどうも乾きが悪い。
1Kのアパートに部屋干すのも限界があり悩んでいたところ、どうやらこのアパートには浴室乾燥機なる素敵な響きの設備がついていることに気づき使ってみることに。
心躍ったのもつかの間。
なかなか乾かない洗濯物。勝手に1時間くらいで乾くのかな?と思い込み、何度もチェックに行くも乾いておらず、結局4時間くらい稼動していました。
そして後日、電気代を見てびっくり。
普段2000円くらいの電気代が、10000円近くなっているのです。(エアコンもつけていたので)
え?何?怖い。怖い。どうなってるの???社会人2年目の私には恐ろしい数字過ぎて震え上がりました。
ーーーそれ以来浴室乾燥機を使うことはありませんでした。
そんなこんなで、浴室乾燥機に対してよくないイメージを持っていた私。
このエピソードからわかる浴室乾燥機のデメリットは
・乾くのが遅い(4時間程度)
・電気代がかかる
この2つなのですが、これは浴室乾燥機だろうが衣類乾燥機だろうが、わりと当たり前のことなので、もはやデメリット…?という感じです。
自然乾燥派の人間が初めて乾燥機を使ってビックリした、ただそれだけです。
でも自然乾燥なら0円なのに、なんだかちょっと損した気持ち―――みたいな感情が私を取り巻くのです。
本来半日くらいかかる乾燥が4時間に短縮されるのですから、そりゃお金がかかるよね、と冷静になったら考えられます。でもこの微妙にもやもやした感じをどうにかしたいわけです。
②服を乾燥させたい悩み
実は子供も小さいので今後たくさん洗濯物が出てきたときに、部屋が洗濯物で溢れないよう衣類乾燥機や乾燥機付きの洗濯機を買った方がいいのか検討していました。
でもできればすでについている浴室乾燥機でどうにかしたい。
結局私はどうしたいのか。
・洗濯物が生乾きになるのが嫌
・次の日に持ち越して部屋が洗濯物でいっぱいになるのが嫌
・乾燥時間を短縮したいわけではない
・できるだけ費用を抑えたい
結果的にこれらの要望を叶えたのが、浴室乾燥機でした。
転機は旦那の行動です。
なにやら突然、旦那が浴室乾燥機を使い始め、洗濯物を乾かしているじゃないですか。
恐る恐る乾き度をチェックしに行くと、あら、もう乾いている。よく見ると朝洗濯して外に干していたパジャマたち。
旦那「あ、もう乾いた?」
私「うん」
旦那「脇の下とかが微妙に乾いてなかったから。夜着たいし使ってみた」
ーーーあ、これ正解だ。
直感的に思いました。
③最後にちょっとだけ使う
旦那は部分的に生乾きの洗濯物を30分ほど浴室乾燥機にかけていました。
その結果、洗濯物はきちんと乾いていました。
調べてみると、浴室乾燥機1時間の稼働で30〜50円程度だそうです。
初めから乾燥する場合は4時間くらいかかるので、
・1日120〜200円
・30日で3600〜6000円。
これを1日稼動30分にすると電気代は単純計算で
・1日15〜25円
・30日に450〜750円。
この利用ならだいぶ無理なく使えそうです。
私の暮らしではすぐ乾燥しなきゃ困る!と焦ることがほとんどないので、洗濯してすぐの服を乾燥機にかける必要はありません。
その日中に引き出しにしまうことさえできればよかったので、この最後の一押し乾燥がぴったりフィットしました。
また、衣類乾燥機と違って温風を当てるだけなので衣服が傷みにくいです。
振動や音もエアコンと同じくらいなので音に敏感な方は浴室乾燥機の方がオススメかもしれないです。
⬛︎風呂場が寒くない
我が家は廊下が無い家なので、リビングと脱衣所兼ランドリールームが隣り合っています。
そのためリビングのエアコンから脱衣所に暖かい風を送れるんですが、風呂場はそうもいきません。
そこで浴室乾燥機を回すと風呂場が暖かくなります。
これは冬になると多いヒートショック対策にもなりますし、単純に入浴時寒い思いをしなくなるので、個人的にかなり快適でした。
ウチは浴室暖房もついてるんですが基本使っていません。
なぜなら前述の洗濯物を乾燥する温風で、お風呂が暖まっているからです。
というよりは、浴室乾燥機で衣服を乾燥する時間帯を入浴タイミングから逆算しています。
参考までに我が家の流れをご紹介します。
これで入浴も寒暖差をあまり感じることなくぽかぽかで入ることが出来ます。
入浴時の寒暖差は個人的にまあまあストレスだったので、また暮らしをよりよいものにできました。
また、洗濯物が乾きにくい時期は6月、11〜2月の5ヶ月間なので、金銭的にも年間で3750円程度なら出してもいいかなと私は思います。
というより、この暖かさは浴室乾燥機の副次的なものなので、実質0円…?と少しほくそ笑んでます。
⬛︎まとめ
私が浴室乾燥機を使って意外とよかったことは
・干していた洗濯物がちょっと生乾きのとき、最後のひと押しとして使うこと
・使った後暖かいので、入浴前に使えばヒートショック対策になること
です。
また、浴室乾燥機がオススメな方は
・基本自然乾燥派の人
・音が静かな方がいい人
・衣服の傷みを抑えたい人
・冬、風呂場が寒くてどうにかしたい人
逆に
・洗濯から乾燥まで一気にやりたい人
・洗濯機が生活している部屋と遠い場所にあって、音が気にならない人
・もうすでに風呂場を暖める何かを持っている人
は衣類乾燥機や乾燥機能つきの洗濯機の方がいいかもしれません。
私は買った家にたまたま着いていて、使ってみたらよかった!と思ったので今回記事に書いてみました。
洗濯物の生乾きと風呂場の寒さは冬のプチストレスだったので、一気に解消できてまた暮らしが豊かになったように思います。
これから浴室乾燥機を導入するか悩んでいる方、実は既に着いてるけど使っていないという方、冬特有の悩みをお持ちの方のご参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
皆様と一緒に丁寧な暮らしを目指していくお手伝いができれば幸いです。
2024.12.21. まどろみ