DMN/デフォルトモードネットワーク
こんにちは、
社会人大学生のまどかです。
今日は脳の「デフォルト・モード・ネットワーク」についてお話ししていきます。
ん?どんなネットワークの話?
って思う方も、
ああ、最近色々なパーソナリティの方が取り上げてるよね
となんとなく知っている方もいると思います。
◾️デフォルトモードネットワーク・DMNとは?
まず、DMNって何なのかというと、
私たちが“何もしていないとき”に活性化する脳のネットワークのことです。
例えば、ぼーっとしているときや、
無意識にふと何かを考え始めるときに、
このDMNが働いています。
だから、何かに集中しているときにはあまり活発じゃないんですが、
ふとしたときに思考が巡り始める…そんな状態です。
私こないだの日曜日、疲れすぎて、
「今日はダラダラしてOKの日にする!」と決め、
ダラダラしていたんですね。
つまりDMNが働きまくっている状態です。
リラックスのためにそういう日にしました。
ところが実際は、
他に集中することがないので、
なんかついネガティヴ思考のスパイラルにはまってしまって、
憂鬱な気持ちで過ごす1日になっちゃったんですよねー。
せっかくのリラックスDAYなのにすごくもったいないことをしてしまいました。
そこでこの「もったいない」を晴らすために、
DMNについて深く考えてみようという趣旨の記事になります。
もったいなかったな〜で終わらせたらもったいないので
意地ですね。こじつけですね。はい。
でも意味づけがレジリエンス強化に大事なので!w
◾️DMN どんなときに活性化する
例えば、リラックスしてソファに座っているとき、
突然「こないだちょっとあの人に冷たくしすぎたかも?」とか、
「次の休みに何をしようかな?」とか、
あれこれ考え始めることはないでしょうか?
実はこのとき、DMNが働いているんです。
自分の行動を振り返ったり、
未来について想像したりすることで、
自分の行動を見直したり、将来に備えたりしています。
さて、DMNには良い面もたくさんあるんですよね。
例えば、自己反省や過去の出来事を振り返ることで、
改善点を見つけたり、
新しいアイデアが生まれたりすること。
こうして自分の人生をよりよくするための時間になることがあるんです。
だから、DMNが働くことで
「脳の整理整頓」みたいな時間を自然と持つことができるんですね。
でも、逆にDMNにはデメリットもあるんです。
例えば、何もしていないときに
過去の失敗やネガティブなことばかり考えてしまうと、
かえって気持ちが落ち込むことがあります。
特に不安が強いときや気分が沈んでいるときには、
DMNが過剰に働きすぎてしまって、心の負担になることも。
これを「反芻思考(はんすうしこう)」と言って、
同じネガティブな考えを繰り返し続けることもあります。
まさにこないだの日曜日に、私が陥った状況です。
なので結局、月並みな結論になってしまうけど、
バランスが大切さなんですよね。
例えば、気分が落ち込みそうなときは、
少しだけ集中できることをやってみる。
軽く散歩をしたり、仕事を10%だけやってみたり、
趣味に少しだけ手をつけてみたりすることで、
DMNの働きをリセットできたりもします。
Voicyの尾石晴さんが、今日の放送で、
マインドフルネス的な観点でマッサージや映画をおすすめしていました。
これ私も取り入れてます。
たとえば、
何か嫌なことがあった日の帰りは、
映画館で映画に没入してから帰るっていうふうにしていました。
そのことで、今日1日の記憶を映画の記憶に塗り替えられるんですね。
尾石晴さんはそれに加えて、
没入感がマインドフルネスに近い状態になっていると言う点で
おすすめされていました。
「何もしない時間」っていうのはとっても大事で、
自分の考えを整理する良い時間にもなりますが、
ネガティブな方向に行き過ぎないように、
適度なアクティビティも取り入れてバランスを取ってみたいと思います。