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読書:「デブの帝国」と「ゼイリブ」で学ぶ現代のデブ生産体制

地球を支配する骸骨エイリアンに洗脳されるな! Don't obey.こんにちは、マダオです!
今回は、「ゼイリブ」という古いB級映画と、「デブの帝国」という本を組み合わせて、現代社会がどうやって「デブ」を生み出しているか、その仕組みを紐解いてみます。いや、これ知ると、日常生活の見え方が変わるんですよねぇ。

「ゼイリブ」:骸骨エイリアンの洗脳術

映画「ゼイリブ」は、1988年に公開されたジョン・カーペンター監督によるB級SF映画で、風刺と社会批判がぎゅっと詰め込まれた作品です。タイトルの「ゼイリブ(They Live)」は、直訳すると「彼らは生きている」という意味ですが、ここでの「彼ら」とは地球に潜んでいる「骸骨エイリアン」のこと。このエイリアンたちは人間の姿を偽装して地球に住んでおり、私たちの目には普通の人間として映っています。でも、サングラスをかけると、その正体が明らかになるんです。サングラスをかけると、彼らは骨のような骸骨の姿に変わり、また街中に隠されたメッセージも見えるようになるという仕掛け。

この「見えない世界」を描くことで、カーペンター監督は現代社会の隠れた支配者、つまり「見えない権力」を象徴的に描いています。映画内では、エイリアンが社会を支配し、人々を無意識のうちに操作している様子が描かれています。サングラスをかけた主人公が街を歩くと、ありとあらゆる広告やポスター、看板に隠された真のメッセージが見えてきます。

  • OBEY(従え)

  • BUY(買え)

  • CONSUME(消費しろ)

  • DON’T THINK(考えるな)

  • WATCH TV(テレビを見ろ)

このメッセージ、すごくリアルですよね。特に「OBEY」「BUY」「CONSUME」なんて、現代の広告や消費社会そのものじゃないですか。無意識にこれらを「従って」しまっている自分に気づくと、ちょっとゾッとしますよね。

さらに、エイリアンたちは地球人の無知と消費欲を利用して自分たちの支配体制を築いています。人々は自分たちが実は支配されていることに気づいていません。実際、広告の裏に隠されたメッセージは、私たちが無意識に「買わなければならない」「消費しなければならない」と思わせるためのものなんです。例えば、街の看板に「OBEY」(従え)と書かれていたり、商品パッケージに「BUY」(買え)と書かれていたり。この映画が描いているのは、現代社会における消費社会の「洗脳」に他なりません。

そして、もうひとつ重要なのは「テレビ」。映画の中では、エイリアンたちがテレビを通じて洗脳を進めているシーンが描かれています。テレビは、単なる情報源ではなく、権力者が操作し、私たちに無意識的に「正しいこと」として刷り込んでいるツールなんですよ。今の時代で言えば、テレビだけでなく、SNSやインターネットもこの「洗脳」の手段になっています。

「デブの帝国」:肥満大国の裏側

「デブの帝国」―いかにしてアメリカは肥満大国となったのか。この本は、アメリカを中心に広がった肥満問題の根源を探り、どのようにしてこの問題が社会に浸透し、常態化したのかを詳細に解説しています。肥満の増加には単なる個人の意志や不摂生だけでなく、巨大な業界の戦略や政策が関わっていることを痛烈に指摘しているのです。

さてなんでゼイリブを引き合いにだしてるかというと、ファストフード業界やお菓子メーカーの奴らはゼイリブの骸骨エイリアンと同じく

人々が不健康になろうが金が儲かればいい

という企業としての行動をとっているんですよ奴らは。
こんなんマスゴミは一切報道しません。マスゴミも奴ら側です。
テレビの健康番組でお菓子を食べないようにとか一度も見たことないっすよねw ま、民放じゃそんな番組流すとスポンサー付かなくなりますんで絶対そんな番組は作りませんね。NHKならやっても良さそうなもんですがなぜかやらないですね。政治的な介入をして奴らはジャンクフードを食べることの危険を知らさせないようにしてるんです。
すぐには死なないけど長期的に摂ると毒、そして美味しいものがジャンクフードです。フツーに売っててある意味、麻薬より危険っすね。

バリューセットはデブセット

アメリカが肥満大国となった背景には、ファストフード業界や食品メーカー、さらには広告業界の巧妙な戦略があります。これらの業界は、健康や栄養よりも「消費」を最優先にし、消費者に対して無意識のうちに過剰なカロリー摂取を促してきました。例えば、ファストフードの「バリューセット」。これがまさにその象徴です。バリューセットは、単品で買うよりも少し安く感じさせ、過剰に食べさせる仕組みを持っています。バーガーに加えてポテトやドリンク、さらにシェイクやアップルパイまでセットにして、血糖値を急上昇させる。このような仕組みが、消費者をリピーターにし、肥満を助長するわけです。

また、こうしたファストフードやスナック菓子が、日常的に私たちの生活に組み込まれている背景には、広告戦略の巧妙さもあります。テレビやインターネット、SNSなどのメディアを通じて、常に「美味しそう」な食べ物が画面に映し出され、私たちの欲求をかき立てます。特に、視覚や聴覚に訴えかける広告は、人々を無意識のうちに「もっと食べたい」「この商品を手に入れたい」と思わせるのです。このような広告の手法は、私たちの本能に直接働きかけ、食べることへの欲求を強化します。

さらに、ファストフード業界は、単に「安い」「早い」「美味しい」だけではなく、子供や若者をターゲットにしたマーケティングも強化しています。ハッピーセットなどの子供向けメニューは、広告やキャラクターグッズで子供たちの興味を引き、早い段階で「ジャンクフード中毒」を作り上げていきます。これによって、子供たちは小さな頃から不健康な食生活に慣れ親しみ、大人になってもその食習慣を続けることになります。

このように、食事と消費行動は個人の選択に基づくものではなく、背後に潜む企業の巧妙な戦略によって作られているのです。特に、企業が出す商品は常に「快楽」を提供することにフォーカスしており、食べることの本能的な快感を引き出して人々を引き寄せています。スナック菓子やファストフードの「パリッ」「サクッ」という食感は、脳が快感を感じる仕組みを利用しているため、ついつい食べ過ぎてしまうのです。

また、こうした企業の戦略に加えて、政治的な圧力やメディアの無関心も問題を深刻化させています。例えば、テレビや新聞などのメディアは、スポンサーである食品業界の影響を受けて、健康に関する真実を報道しません。健康番組であっても、ジャンクフードの危険性を訴えることはほとんどなく、むしろその美味しさや魅力を強調する内容が多いです。これは、広告の収益源としてジャンクフード業界に依存しているからに他なりません。

さらに、教育機関でもファストフード業界が入り込んでいます。学校に自販機を設置し、子供たちにジャンクフードを提供することが、無意識に肥満を助長しているのです。コーラやスナック菓子が学校に溢れ、子供たちは知らず知らずのうちに食習慣が形成され、将来の肥満リスクが高まります。こうした社会全体の「食の環境」が、肥満大国アメリカを作り上げていると言えるでしょう。

コーラ一本で砂糖とりすぎ

WHOの推奨する1日の糖分摂取量はティースプーン6杯分=約25g。でもコーラ500mlには40~65gもの砂糖が!これ1本でオーバー確定。さらにポテトやアップルパイまで…もうね、デブ製造マシンです。

食感の罠:パリっサクっが脳を支配

スナック菓子の「パリっ」「サクっ」という食感、あれ実は脳が快感を覚えるんです。その結果、栄養価ゼロのジャンクを延々と食べちゃう。奴ら(=スナックメーカー)は、人間の脳を「スナック菓子中毒」にする仕掛けを完璧に作り上げてます。

タバコを吸うとニコチン奴隷になり、ジャンクフードを食べると意志力が弱まり、ジャンクフード奴隷になります。ほぼ機械のような奴隷に。人間機械論について書いたエントリ。

まとめ:デブ生産体制に洗脳されるな

現代社会は、骸骨エイリアン(=企業や広告主)による洗脳装置で溢れてます。以下のルールを守れば脱出可能:

  1. ジャンクフードは食うな
    美味しいけど毒!デブになるだけじゃなく中毒者になります。

  2. テレビは見るな
    マスゴミ(テレビ)は奴ら側。CMで洗脳されないよう注意を!

  3. 「安さ」に惑わされるな
    バリューセットやお得パックは罠。本能を支配されるな!

現場からは以上です。Don't obey, Think for yourself!

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