もうネガティブ思考に振り回されない!認知行動療法の魔法のツール:7つのコラム法
こんにちは!みなさん、突然ですが「頭の中でモヤモヤがぐるぐる止まらない…」なんてこと、ありませんか? 例えば、失敗した場面を何度も思い返して「なんであんなこと言っちゃったんだろう」と自己嫌悪に陥ったり。実はそれ、心理学では「自動思考のループ」と呼ばれる現象の一つなんです。
僕自身、昔はよくこのループにはまっていました。人間関係や仕事の悩みで気持ちがいっぱいになり、気づけばネガティブ思考の無限ループ…。でも、認知行動療法(CBT)の「7つのコラム法」を知ってから、その悩みから少しずつ解放されるようになったんです。
この記事では、自動思考のループや思考のクセがどうして起きるのか、そしてそれを改善するための「7つのコラム法」について解説します。この記事を読めば、心が軽くなるヒントをたくさん得られるはず! さあ、一緒に見ていきましょう。
1. 自動思考のループってなに?
まず、「自動思考」とは何かを簡単に説明します。
自動思考とは、特定の状況に対して瞬間的に頭に浮かぶ考えのこと。たとえば、「友達が急に冷たい態度を取る → 『私が何か悪いことをしたのかも…』」といったものが自動思考です。
この自動思考がネガティブな方向に偏り、そのまま考え続けると、「自動思考のループ」に陥ってしまいます。例えば…
プレゼンで失敗 → 「やっぱり自分はダメだ」
その後の会議でも自信がなくなる → 「またミスするに違いない」
結局、何をやってもうまくいかない気がして落ち込む
こうして、ネガティブな思考が次々と連鎖してしまうのです。
2. 自動思考のループが起きる理由
自動思考のループが起きる背景には、「思考のクセ」があります。
思考のクセとは、私たちが無意識のうちに物事を捉えるパターンのこと。以下のようなものが代表的です。
代表的な思考のクセ
白黒思考
「完璧にできなければ意味がない」など、極端な二極化した考え方。過剰な一般化
「一度失敗したから、もう一生うまくいかない」といった、ひとつの出来事をすべてに当てはめる思考。自責思考
「全部自分のせいだ」と、自分に不必要な責任を感じる考え。
こうした思考のクセは、ストレスが多いときほど顕著になり、ループを生み出しやすくなります。
3. 「7つのコラム法」で自動思考を整理しよう
ここからは、認知行動療法の「7つのコラム法」を使って、自動思考のループを断ち切る方法を具体的に見ていきましょう。
【例】友達からの返信が遅いと感じたとき
1. 状況
「友達にLINEで『今度遊ぼう!』と送ったけど、1日経っても返事が来ない。」
2. 気分(感情)
「不安(80%)、悲しい(60%)、怒り(40%)」
3. 自動思考
「嫌われたのかも」「もう遊びたくないのかな」
4. 根拠
「以前も連絡が遅れたときがあった」「既読になっているのに返信がない」
5. 反証
「友達は仕事が忙しいことをよく話していた」「これまでも遅れても必ず返信をくれた」「何もトラブルがあったわけではない」
6. バランスの取れた考え
「友達は単に忙しいだけかもしれない。連絡が遅れるのはよくあることだし、深く気にする必要はない。」
7. 気分の変化
「不安(80%→30%)、悲しい(60%→20%)、怒り(40%→10%)」
4. 思考のクセを改善するメリット
「7つのコラム法」を取り入れることで、思考のクセを柔軟にし、自動思考のループから抜け出すことができます。その結果、次のようなメリットを得られます。
① ネガティブ思考に振り回されにくくなる
感情を客観視する習慣がつき、必要以上に落ち込まなくなります。
② コミュニケーションがスムーズになる
相手の言動に過敏にならず、建設的な関係を築けます。
③ ストレスが減る
日常生活で感じる不安や怒りが軽減し、心の余裕が生まれます。
5. 継続するコツ
「7つのコラム法」を習慣化するには、いくつかコツがあります。
① 紙とペンを準備してシンプルに始める
ノートやスマホアプリを使って、気軽に記録する習慣をつけましょう。
② 無理に7項目すべて埋めなくてOK
「今日は3つだけ」といった具合に、気負わず進めてください。
③ 成果を実感するまで続ける
最初のうちは変化が分かりづらいかもしれませんが、続けることで徐々に効果を感じられるようになります。
6. 僕の体験談:思考のクセが変わった瞬間
僕自身、「白黒思考」のクセが強かった頃は、ひとつの失敗で「自分には何もできない」と思い込むことが多々ありました。けれど、「7つのコラム法」を使って反証を探し、自分の思考を見直すうちに、「失敗もプロセスの一部」と受け入れられるように。
今では、ミスをしても「次のチャレンジで取り返せばいい」と前向きに考えられるようになり、仕事やプライベートの充実度が格段に上がりました。
7. まとめ:思考のクセを見直し、自動思考を手放そう!
認知行動療法の「7つのコラム法」は、自動思考のループを断ち切り、ネガティブ思考を柔軟に変えるための強力なツールです。
この記事を読んで「なんだか試してみたいかも」と思ったら、まずは簡単な出来事から書き出してみてください。思考のクセを改善することで、心が軽くなり、自分に自信が持てるようになるはずです。
今日から一緒に、頭の中のモヤモヤと向き合ってみませんか? 😊
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