ずぼら塩糖水鶏
以前、友達から、ぱさつきがちな鶏胸肉を、ジューシーにする方法を教えてもらいました。
今朝、何気なくテレビを見ていたら、ちょうどその方法を説明していたのですが、「塩糖水」とか、「ブライン液」につける方法で、具体的にどういうのかというと、お水に対して5%以下の塩(ブライン液)、或いは、砂糖5%プラス塩3%(塩糖水)を水に溶かし、カットしたお肉の場合3時間ぐらい、大きなものの場合は一晩浸けてから料理をすると、しっとりジューシーに仕上がるというもの。
試してみると、本当に、全然別物。
しかし、横着でズボラな私。
安いときに買って冷凍ストックしたものが解凍するのを待てない!
…ということで、思いつきで、調理用のビニール袋に、塩糖水と鶏肉を入れ、水を張った鍋に投入。
その後、一度沸騰させたら、1~2分で火を止め、すぐに蓋をして1時間以上寝かしてみた。
すると、ちゃ~んとしっとりした鶏肉が登場。
比べるともしかしたら、ちゃんとやったほうがしっとり度が上かもしれないけれど(ちゃんと比べたことがないからわからない)、私はこれでいいや…というレベルに。
できた鶏肉は、そのまま食べてもいいし、唐揚げやソテーを作ると、中迄火を通さなくていいから、多少時短になる。とにかく、ズボラーには便利なアイテムになったのです。
そしてさらに、ビニール袋に入れた塩糖水も、丁度いい鶏だしスープになって、料理に使えるという、1度で2度美味しい♪
これで、海南チキンライス(カオマンガイ)とか、鶏とレタスのそばとかを作ってもいいし、癖がないので炊き込みご飯などにも使えます。
更に、胸肉だけじゃなくもも肉を同じようにしたり、すぐにもう一度作る時は、スープを再利用すると、より濃厚な味わいに。
因みに冒頭の写真は鶏茶漬け。前の日に作った鶏をほぐして、他の具材と一緒に御飯の上に並べ、だしや塩などでお好みの味に整えて熱々にした鶏スープをかけて出来上がり。朝ごはんにさらっと、いい感じですよ。
ずぼら塩糖水鶏
【材料】
鶏
水(鶏肉が浸かる程度)
砂糖と塩
※通常は砂糖5%、塩3%とってなっていますが、私は、ひと摘み、ふた摘み程度、適当に入れています。スープを使いたい場合は、あまりしょっぱくない方が良いです。
調理用ビニール袋
茹でる用の水
鍋と蓋
【作り方】
①ビニール袋に水を入れ砂糖と塩を溶かす
②ビニール袋に鶏肉を入れ、できるだけ空気を抜いて、こぼれ止めにビニール袋口を縛る
③鍋に水を入れお湯を沸かし、鶏肉を入れて蓋をする
④一度お湯が沸騰したら、そのまま1時間以上放置
袋の中の水が少し生の鶏肉を思わせるピンクだったり、鶏肉の火の通りが甘ければ、③の手順で再加熱してください。
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