VTuber人気の秘密を調査!VTuberビジネス参入時に押さえたい3つのキーワード「面白さ」「可愛さ」「声」
ここ数年でバーチャルYouTuber(以下、VTuber)が企業やバーチャルイベントの広告塔になるなど、着実にVTuberビジネスの規模が拡大しています。2021年のYouTubeスーパーチャット(投げ銭)世界ランキングでは、1~9位を日本のVTuberが独占するほどです(※)。
注目を集めるVTuberの魅力はどこにあるのでしょうか?マクロミルのミルトークを使って消費者の皆さんに聞いてみました!
ミルトークとはマクロミルが開発した定性調査ツールです。掲示板(きいてミル)を通じて、消費者の生の声を気軽に“リアルタイム”で集めることができます。
※Playboard『Most Super Chatted Channels in Worldwide』
1.VTuberの魅力1位「面白さ」、2位「可愛い」、3位「声」
好きなVTuber名を聞いたところ、「キズナアイ」が約11%で1位でした。VTuberの草分け的存在として、根強い人気を誇っています。2位には新鋭の“サロメお嬢様”こと「壱百満天原サロメ」がランクインしました。VTuber人気は新旧を問わないことがうかがえます。他にも様々なVTuberの名前が挙がっており、多くのVTuberが活躍していることも見受けられます。
つづいて、好きなVTuberの理由を聞いたところ、1位は「面白い」が約20%でした。続いて2位に「可愛い」が約18%、3位に「声」が約14%でランクインしました。“可愛くて声が良い”といった特徴が多いVTuberが多いためか、他のVTuberとの違いを感じられる “面白さ”が最も多い結果になりました。
2.「投げ銭」と「イベント参加」で盛り上がりをみせるVTuber
つづいてVTuberに対して行ったこととを聞いたところ、最も多かったのが「スーパーチャット(投げ銭)」で約17%を占めました。低額から設定できる手軽さが要因としてありそうです。次点で「イベント/ライブへの参加」となっており、公式イベントだけではなく、自治体や企業とのコラボイベントが功を奏しているのではないでしょうか。
今回の調査から、多くのVTuberの活躍とその魅力、盛り上がりをうかがい知ることができました。企業のインフルエンサーになりうるVTuberは、様々な企業や自治体のみならず、音楽業界、テレビ業界などとのタイアップが増えていくことが予想されます。デジタルとマスメディアの垣根を超えたビジネスとしての可能性もあり、VTuberの勢いはまだまだ続きそうです。
本稿の調査結果は、VTuberビジネス参入の検証や、プロモーション、商品開発目的のための2次データとしてもご活用いただけます。
みなさまも、ちょっと気になることや、些細なことだけど消費者の方に聞いてみたいという時は、ぜひミルトークを活用して気軽に“実際の声”を集めてみてください。ミルトークの掲示板「きいてミル」で集めたご意見・アイデアから、何かヒントが見つかるかもしれません。
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