「さしすせそ」で入れる理由
よく料理に「さしすせそ」の順で入れると言いますよね。
なぜなら、醤油を入れてしまうと、砂糖が入らないから。
ですが、なんで?
ちょっと調べてみました。
それは、調味料ごとにしみこむ速度があるためなんですって。
この速度は調味料の分子量によって決まっています。
分子量とは、同重量で、同じ%の溶液で比較したときの分子量のことで
うーん……まあ、だいたいわかればOKとして。
分子量の小さいものほど浸透が速い、という法則があります。
砂糖と塩の分子量は、砂糖の方が大きく、塩の方が小さい。だから、砂糖と塩を同時に入れると、塩が先に入ってしまい、砂糖が入らなくなる、というワケです。
ですから、砂糖がいちばん。塩、醤油は後になります。
酢も揮発性が高いので、塩の後から入れます。
では、塩と醤油、味噌という塩味トリオで、なぜ塩が先かというと、醤油と味噌は発酵食品です。その香りも調味の一部ですので、香りが飛ばないように最後に入れるのだそうです!
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