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【英語】100%じゃなくてもいい!

こんばんは。

先日、(日本の)英語教育環境を取り巻く現状を話すという
とある方の講義を聞く機会がありました。
その時にプレゼンターの方が
「自分の第一言語の100%って何ですか。自分はそこに到達していますか」
と、会場に向かって質問されました。

確かに私の場合、日本語が100%使えるとは…?
ある程度の日常会話は問題ないけど、漢字は非常に怪しい、
難しい話題の難しい日本語もよくわからない…ということは、
日本語を何%使えているのでしょうか。

一方で、日本人は外国語を話すとき、今回は英語を指定しますが
「正しい英語を話さなければ!」と必死すぎるとその先生は仰います。
もちろん相手の誤解を招かない、ミスコミュニケーションを避けるため
適切な語を使ったり文法は大切だと思います。
でも、そこに囚われすぎて、話すことが怖くなってしまう人が多い。

これ、本当にその通りだと思います。
ただ、個人的には日本で英語を勉強している方はより
そういう思いが強い気がしています。

日本で十分に英語学習ができるので、留学が必須だとは私は思いません。
ただ、いい意味で「このくらいの英語でも通じるじゃん!」という
ある意味ポジティブでラフな印象を抱けるのは、
留学ならではだと思っています。

例えば、シドニーで何十年も暮らしている
知り合いの中国人のお宅に行ったとき、
彼女は、(恐らく)遠慮しないで食べてね、と言いたかったのだと思いますが
Eat it! Eat it!! Eat it!!!とそれぞれのお皿を指して、満面の笑みで言われました。

あと笑ったのが、私にとって上司の要求が高く、
仕事を始めたばかりで弱音を吐いていると、彼女に
Don’t worry! You are fine, your boss is devil.と言われたことです笑
一気に元気になりました。

英語としては正直めちゃくちゃです。
でも彼女の好意と優しさ、そして何が言いたいのかは伝わり、
言い方は悪いですが、文法や語彙が100%でなくとも彼女は
オーストラリアで仕事を得て、家を買い、何十年も暮らしているのです。

こういう方は留学生にとってとても強い味方で、
自分の英語でも生活できそう!とポジティブに思わせてくれませんか?
(ディスっている風ですが、彼女のことは大好きで尊敬しています)

何事も極めるのは大切です。
でも100%を求めすぎるのも、自分が苦しいだけかなと思いました。
これからもゆる~い英語で頑張りたいと感じたプレゼンでした。

今日もお読みいただきありがとうございました!

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