怪物の木こり
2018年の第17回『このミステリーがすごい!』大賞大賞を受賞した2019年発表の倉井眉介原作のスリラー小説(宝島社文庫・刊)。その映画化作品。
『今夜くらべてみました』(日テレ系。2022年3月終了)というトークバラエティの、ある日の放送回でべーやん(浜辺美波)が原作を「おもしろかった」っていうから、僕も読んでいた。
べー: 「Macoさん、どう?おもしろかった?」
うん、まあ、そうだね。
べー: 「ねえ、どっちなの?もう!!」
(絶賛妄想中)
劇場公開時に観に行けなかったので配信でようやく観た。
サイコパス対サイコパスが対立図式構図で、亀梨(和也)くん演じる二宮が主人公。主人公なんやけど、ワタクシ的には警視庁のプロファイラー、戸城(菜々緒)がそう(主人公)なんやない?と思ったんだよねえ。
二宮は目的のためなら手段をいとわないという悪徳弁護士。ただ、その悪行の数々はほとんど描写がなく、いわれてみれば「ああ、そうなんやぁ」という感じ。
サイコパスの特徴として、
本作では、テレビなどでの露出も多い脳科学者が監修している。
公式サイトのストーリー概要欄に
“狂ってる方が生き残る!?”
と記されているが、その観点からいうなら・・・
おっと、ネタバレ(笑)
思ったほど怖くないサイコホラー。
菜々緒様と里帆りんだけでも僕には観る価値あった(笑)
原作ラスト、あんなだったっけ?また読み直してみよう。
※カヴァー: 『怪物の木こり』完成報告会より(撮影・糸賀日向子 スポニチWeb)