言葉の面白さ ブログやSNSに役立つ、知ると誰かに教えたくなる
たまたまTwitterで見つけたこの本。
尊敬する、舞台監督の鴻上尚史さんが「スッキリしました」と呟いていました。
興味があり早速購入してみました。
いきなりですが、仕事しているとメールの文面気になりませんか?
特に、現在はメールでのやり取りが当たり前になっていて、ついついメールの文面も話し言葉になってしまったり、よくあるのが「二重敬語」になってしまったり。おかしな日本語になったりしますよね。
最近では、新社会人の研修で「メール講座」などもあるのをよく目にします。社会人になって、「今更メールの書き方や尊敬語や謙譲語を学ぶの?」なんて思う方も多いかと思います。でも、意外に研修を受けると目から鱗だったりするんですよね。
この本を読んで、その不安が少し和らいだのは事実です。
是非、みなさんにも読んでもらいたいなと思って少しご紹介したいと思います。
敬語を使うルール
この二つの文、気になるといえば気になるけどって感じじゃないでしょうか。元首相のある方が、「自分が主語なのに「ご」をつけるのはおかしい」と言われたそうです。でも、「質問にお答えいただけますか?」では、なんだか上から目線。「取材の依頼」とするとなんか冷たく感じる。こんな時にどうするか。
というように、
変えることでだいぶ印象が変わりますよね。これは、和語に変換することで相手に伝わる印象を変えるということです。
書き分けたいルール
なんだか、感じが多くて読みづらいですし、わかりにくいですよね。
こちらは「公用文書の書き方」に準じるとこのようになるようです。ですが、民間の企業同士でやり取りする際にはちょっとおかしいですよね。じゃ、どうすればいいのか。
形式的な言葉を仮名で書くと印象が変わります。「お願いいたします。」などは形式的な文章なので、「お願い致します。」ではなく仮名で書くのが印象がよく伝わります。重要なことが漢字になっているのでわかりやすくなるのも特徴ですね。
似ている日本語のルール
こちらを比較した時に違いがわかりますか?「以後」と「以降」この違いがわかるでしょうか。
どちらも間違いではないですが、「以後」となるとその時点から直ぐに変わる印象を与えます。「以降」はその時点からずっと続く印象になります。例えば予定の話をするときに使います。「私は5時以降に帰ります。」これだと、5時以降であれば7時でも8時でも問題ないですよね。でも「私は5時以後に帰ります」とは使わないですよね。
まとめ
今回は、たった3つほど紹介しましたが、こんな日本語の不安を解消してくれる内容が掲載してあります。ブログやSNSで文章を書く際にもきっと役に立つ内容です。ビジネスシーンでも同様、日本語をこわがらずに使ってみると楽しくなりますよね。
しばらくは、自分のバイブルにしようかなと思います。
また、いい本があればご紹介しますね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。WEBの悩みなど記事を書いてますのでお時間ああれば是非読んでみてください。