
適応障害と診断された日。
2024年4月27日、心療内科を受診し”適応障害の状態にある”と診断された。
まさか自分が…と思わなかったと言えば噓になるが、これまでの日々の状態は自分が一番わかっており、そんなに驚くことではなかった。むしろ、自分の状態を客観的に診断していただき、スッキリした。
今の状態になった主要因は仕事であることは明確なのだが、完全にダメになってからでは動けなくなるなど手遅れになる恐れがあると考え、まだ元気があるうちに職場の上司に相談をしていた。そのため、超低空飛行の状態ではあったが、デッドラインを下回ることなくギリギリの状態でGWまで乗り切ることができた。
しかし、怖いのはGW明けである。
GWでリフレッシュしてと思ってはいるが、GW明けに仕事の環境が変わるわけでもないため、GWに入ったにも関わらず頭の中は休み明けの仕事でいっぱいの状態。
このままではまずいと思い、まずは職場のカウンセリング先に電話相談したところ、早めに病院を受診するよう促されたため、心療内科の受診に至ったのである。
近隣の心療内科数件に問い合わせるも、再診者でいっぱいであり初診はお断りしているとのこと。心の悩みを抱えている人が多いという事実を改めて把握したとともに、自分はどこに相談すればいいのかと困ってしまった。
そんな折、オンライン受診が可能な病院をウェブで見つけ、偶然にもすぐに予約ができた。
受診すると、私の様子に合わせて対応していただけ、安心した気持ちでいろいろと話すことができた。その他に悩みや困りごとはないかなど、親身になって聞いていただけた。
症状を踏まえ、一旦漢方薬を処方するので飲んで様子を見ることとなった。GW明け前に状況確認で再診しましょうとフォローもいただき、薬だけ出して終わりじゃない対応に安心した。
ちょっとしたことにも敏感になり、不安があると襲われてしまうため、小さな安心でもすごく嬉しい。
これからも様々な浮き沈みもあることだろう。
しかし、自分の経験は必ず誰かの役に立てる、組織の改善にも重要な情報となる、そう思うと、自分の適応障害は自分にしかない”武器”になったと感じている。
悲観的になりがちだが、どう向き合い対応し活用するか。
私の適応障害という新たな武器を身に付け、日々に挑んでいきたい。
まずは初日、自分への備忘録としてここに記す。