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町谷東光
2023年2月16日 00:44
「詩の本」を読んで (27)「詩を読まねば、詩集を読まねば」――そう思いながら、違うジャンルの本に手を伸ばすことがほとんど。今、小説「水平線」(滝口悠生著)を読んでいて、詩のほうはおろそかになっている。それでも、ついつい図書館で借りてしまい、部屋の隅に積んでおき、返却期限ギリギリに飛ばし読みしてしまう本がいくつもある。そうして読んだのが下記の2冊。ともに、同じ作者である。◇岸田将幸「亀