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yokoichi
あなたに会えてよかった
出会いと別れの春です。
毎年そんなことを実感しています。今年も別れが。唐突でした。
コンビニで、いつも私に癒しを与えてくれていたウズベキスタン出身の青年が、国に帰ってしまいました。
最終日、とは知らずに普通にコンビニへ行くと「お客さんラッキーね!」と話しかけてきました。
青年は私の名前を知らないので、私のことを「お客さん」と呼びます。
「何?何?どんなラッキーなこと?😊」と聞いたら、
「僕、今日でここのアルバイトが最後デス。明日日本を離れて、国に帰りマス」と。「えええええ!」と唐突すぎてショックを受けました。
ラッキーって何よ。
いつも、「これを買えば水1本サービスがある」とか、「レシートにコーヒーの無料券がついているから、レシートは受け取った方がいいよ」とか、本当にラッキー情報だったから、それを期待してたら、まさかの帰ります宣言で。
突然お別れなのね…寂しい。
結局“ラッキー“とは、私にとってのラッキーなのか?
彼にとってのラッキーだったのか?わかりませんが
お互いに、最後に「あなたに会えてよかった」ということなのかなと理解しました。
そして、驚くことに別れは重なり、別のもう一人の青年も帰国。日常で癒しとなっていた時間がなくなってしまいました。
最後に「日本に戻ってくる予定はあるの?」と聞くと、「ナイ」と。
そこはオブラートに包んで「わからない、未定」でいいのに。笑
寂しさ倍増。ホント寂しいなぁ〜
そう思っているのは私だけのようで、離れていく方は案外あっさりしていました。
あなた達に会えて良かったよ。楽しかったよ、ありがとう。と、日本の片隅で思っています。
こんな別れがあったから、きっと新しい出会いもあるんだろうな。
春、ですね。
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