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「地域の⽅と仲良くなるきっかけに」⼈⼒⾞えびす屋鎌倉 代表・近藤仁さん

鎌倉市内のお店や掲⽰板に設置している「SDGsつながりポイント(まちのコイン鎌倉) かわら版」。鎌倉のまちのコインを通じて地域の⼈とつながりができた!という体験談をお伝えしています。

実際に設置されているかわら版には、チェックイン機能もついています。見つけたらQRコードを読み込んでチェックインしてみてください。

このnoteでは、インタビュー部分を抜粋してご紹介。今回は2022年5月10日発行号のvol.4をお届けします。


今回ご紹介するのは、⼈⼒⾞えびす屋鎌倉の代表・近藤仁さん。近藤さんは、去年の秋から毎⽉開催されている、クルッポで参加できるトレランに参加しています。

「⾞夫の仕事は地域密着の仕事ですが、地域の⽅と仲良くなるきっかけって難しいですよね。でも⼀緒に汗をかくことで仲良くなれるかな、そう思って参加してみました。」

初回のトレランで源⽒⼭を⾛ったとき、頼朝の像の前で何気なく話した頼朝と政⼦のエピソードに、参加者から「⾯⽩い!」と反響が。

その反応が嬉しくて、毎回まちのエピソードを話すように。「えびす屋」の他のスタッフも誘って参加するようになり、回を重ねるうちにイベント名も「えびす屋の⼈⼒⾞夫さんのガイド付き!トレラン講座」に変わっていきました。

3⽉に⾏われたトレラン講座では、⼤町から名越の切り通しに⼊り、ハイランドから鎌倉駅までもどるコース。鎌倉・逗⼦などの近辺に住む11⼈で⾛りました。

途中、⼋雲神社では祭神であるスサノオにまつわるエピソード、安国論寺やお猿畠の⼤切岸では⽇蓮聖⼈のお話、⾐張⼭では海街diaryのロケについてなど、トレランだけじゃないプチガイドが参加者の楽しみのひとつになっています。

近藤さんは、初めて会った異業種の⼈とも⼀緒に⾛ったり、話したりすることで⼼の距離がぐっと縮まっていったそうです。

また、普段まちで⼈⼒⾞を引いている⾞夫が⼭を⾛るという、その不思議な光景からか、まちの⼈たちからも話しかけられることが増え、さらに地域の⼈との交流が増えたそうです。

えびす屋鎌倉は、クルッポのスポット(加盟店)にもなっています。

実は、えびす屋の⼈⼒⾞にはごみ箱が積まれていますが、これは⼈⼒⾞のお客さんだけではなく、ごみの持ち帰りが⼤前提とされている観光客の⽅たちのためのもの。⾞夫さんもまちの中のごみを拾う時に活⽤しています。

このことを、観光客にも地元の⼈にもあまり知られていないかもしれないと思い、「⼈⼒⾞の⾞夫にゴミを渡して下さい」という体験をつくって、「遠慮なくお声がけください。」と呼びかけています。

えびす屋は今年30周年。地域やスタッフ、お客さまとのさまざまな取り組みを予定しているそう。まちで⾞夫さんに会ったら気軽に声をかけてみてくださいね。トレランにも気軽にご参加を!

まちのコイン「えびす屋鎌倉」のスポットページはこちら

「 かわら版」の設置箇所一覧はこちら


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