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「自分を変えたいのに、変えられない」そんな時に知っておきたいポイント3つ

皆さん、おはようございます。

今日は、「自分を変えたいのに変えられない」と悩む時に、知っておくと良い心理について、シェアしたいと思います。

人は、誰しも理想の姿と現実の自分のギャップに落ち込んだり、理想を目指して努力するものの、三日坊主で終わったりと、「あぁ。またできなかった。自分はなんて意志の弱い奴なのだ」とがっかりしてしまうことありますよね。

私は昔から、怠惰で努力が嫌いな人間でした。そして、毎度自己嫌悪の日々だったのですが、最近は、少しずつ理想の自分に近づいていると感じています(はず・・笑)。

この「継続しない」というのは、「意志の弱さの問題ではない」と気づいたのです。

ということで、「人が目標に向かって行動をする」背景心理を考えてみると、人が行動を起こすとき、その原動力になるのは、以下2つ

<行動の原動力>

①「痛み」を感じたとき

②「快楽」を求めるとき

つまり、私達人間は、現状の痛みを取り去るためか、将来の快楽を求めるとき以外、根本的には行動したくない(現状を維持したい)生き物なのです。

■「快楽を求めるとき」からスタートしよう

そして、「自分を変えたい」と感じている人のほとんどが「①痛みを感じたとき」からスタートしています。

例えば、「ダイエットをしたい」と思っている人がいるとして、その背景には、「人の視線が冷たい」、「陰口をたたかれた」などという「痛みから逃れるため」だったりします。

しかし、この「①痛みを感じたとき」からスタートすると、たいてい失敗ししてしまうのです。

なぜなら、「そんなに必要に迫られていないから」です。人の視線を気にせずできる家での仕事に切り替えたり、屋内での趣味を探すなど、「自分が変わらなくとも痛みから逃れる術」の選択肢が他にあるからです。

ということは、自分を本当に変えたいのであれば、「②快楽を求めるとき」からスタートすると良いということになります。

「未来の理想の自分」を、より鮮明に、臨場感をもって、ワクワクしながら想像するのです。この「妄想力」が大事です。そして、その妄想がリアルであればあるほどワクワクが高まります。

ゲームをするとき、だれに頼まれなくとも毎日やりますね。なぜでしょう。それは、「ワクワクするから」です!「次はどんな敵がでてくるだろう?」「どんな町に到達するのかな?」と未来を想像するからです。

ワクワクを保てば、誰に言われなくとも継続できるということです。

■ワクワクを阻害する自己否定感は、他人と比較しているからかもしれない。自分の成長に視点をおこう!

ここで、一つ、絶対に乗り越えなければならない厄介な概念があります。それは、「どうせ自分なんて・・・」という自己否定感です。これによって、たいていは未来のワクワクが台無しになってしまうのです。

そんな時は、知らず知らずに「相対的幸福(人と比べた幸せ)」を求めてしまっているのかもしれません。まずは、「絶対的幸福(自分の中の成長を軸にした幸せ)」を追求することに視点をおくと良いかもしれません。

※相対的幸福と絶対的幸福の定義は、以下ブログ参照(一生「幸せ」に生きる唯一の方法 :https://note.mu/machi_seno/n/nb1abceb5a09d)

自分が、前の日よりも体重10gでも減らすことができれば、それは未来に向かっているという一歩です。他の人が毎日100g減らすことができていても、そんなの関係ありません。

比べるべきは、他人ではありません。昨日の自分、先週の自分、先月の自分です。

ということで、

<まとめ>

■人が行動を起こす原動力は2つ、

①痛みを感じたとき

②快楽を求めるときである

■「痛みを感じるとき」からスタートせずに、「快楽を求めるとき」から始めるべし。変わった自分の未来を臨場感たっぷりにワクワクしながら想像しよう。

■未来のワクワクを阻害する「自分なんて・・」という自己否定感は、相対的幸せ(人と比較した幸せ)によるものであると認識すべし。他人との比較ではなく、過去の自分との比較を軸にしよう。

今日は、「未来をワクワクと想像すれば、自然と行動をしたくなり、自分を変えられる」というお話しでした。将来は、バーチャルリアリティ(VR)なんかを使って、未来を想像できるようになったらいいかもなんて思っています。医療現場でも使えるといいなと。

今日も素敵な一日になりますように☆








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Psycho-Lab@Singapore
嬉しいです^^ 美味しいコーヒーと一緒に今後の医療談義をしたいなと思います。