「オレの宇宙はまだまだ遠い」益田ミリ
平凡でどこにでもいそうな(でもいない?イヤ、いると思う)、誠実で好い人、アラサー書店員の男の人が主人公のマンガ。
主人公はすごく好い人。
仕事熱心でやりがいも感じてる。
結婚したかったり、田舎の家族の事を思ったり、日々、色んな事を考えているけど、極々フツーの好い人です。
私も彼には、すごく共感した。
皆、こんなだよねー、みたいな。
だけど、お金お金の後輩や、合コン後、5分で振って、女友達にしれっと自分の為に嘘をつく、女の人も、人間味があって、そっちにも強く共感する。
店長、兄、父、叔父夫婦、老夫婦、通りすがりの赤ちゃん連れのお母さんにも。
登場人物、皆に、あー、わかる!と思えた。
作者の益田ミリさんが自分自身を登場させちゃう気持ちも、すごくわかる!(笑)
自分のマンガの登場人物と話すって、面白いなー。
書店員さんが主人公の話だから、職場の風景とか、仕事のやり取り、読んだ事のある本がたくさん出てくるのも、本好き、読書好きとしては、楽しかったです!
と、思って読み終わったら、これって、すーちゃんシリーズなんですね。
この男の人とすーちゃんが!?
続きが気になります。
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