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泡盛のもろみ粕でつくるそば

カシジェーと呼ばれる泡盛のもろみ粕。
必須アミノ酸やクエン酸が豊富に含まれており琉球王国時代には滋養食として活躍していたらしい。
基礎代謝を高めて脂肪燃焼を促進する効果があるので、私達にとっても魅力的な食材だ。

流通していればね

悲しいことに、この泡盛のもろみ粕は日持ちしない。
昔はボウル片手に酒造所へもらいに行っていたらしい。

灰色でとろみのあるもろみ粕はひと口飲むと顔がギュッとなる酸っぱさだ。
だけども身体が喜ぶのか、もうひと口、もうひと口と恐る恐る口にしてしまう。
不思議な魅力だ。

カシジェーそばのそば打ち体験

カシジェー入り沖縄そば

希少なカシジェーで沖縄そばを打ってみよう、というおもしろそうなイベントがあったので参加した。
講師は野崎真志さん。
沖縄そば発展継承の会の会長だ。

日本蕎麦に似ているが沖縄そば

沖縄そばを打つのは初めてだったが、うどん県出身者としてはビビっていられない。
さぬきうどんづくりで培った麺を薄く伸ばす技をここぞとばかりに発揮する。

つもりだったが、何度も野崎さんに「もっと薄くなるよ」といわれる始末で、最後の方は飽きてきた……

はい。私、飽きっぽいんです。

沖縄そば出汁ですする。紅生姜ではなく生姜が箸休めだ。
さっぱりした味わいでおいしい。
カシジェーの顔が変怪する酸っぱさは小麦粉とすっかり馴染んで和らいでいた。

いつも思うが自分で打った麺はうまい!

さぬきうどん・日本蕎麦・沖縄そばを打った。
次はどんな麺打ちをしようか。

オススメの麺づくりがあれば教えて下さい。

カシジェーでつくった春雨サラダ


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