見出し画像

大地の香り・ヘチマを食べてみないか?

今日はヘチマで身体を洗うのは止めて、夕飯のおかずにしてみませんか?

………無理のありすぎる書き出しですみません。

身体を洗うイメージが強いヘチマ。
実は立派に「沖縄伝統島野菜」としてその名を連ねています。
ヘチマは食べられるんですよ。

沖縄では「ナーベラー」とも呼ばれています。
今では人気のあまり一年中売られていますが、もともとは7月〜10月が旬の夏野菜です。

▶旬のヘチマはここがすごい

なんと言っても水分が豊富です。
ビタミンとミネラルを多く含んでいるので美容にもいい。
調理すると、切っている側から水分が溢れてきます。

沖縄以外でも食用のヘチマは売られているのでしょうか。地元のスーパーにはありませんでした。
ゴーヤくらい全国区になって欲しいと思っています。

▶ヘチマはどう食べる?

沖縄で食べられているヘチマ料理の代表はナーベラーンブシー(ヘチマの味噌煮込み)です。
輪切りにしたヘチマを味噌とだし汁で炒め煮します。
豚肉を入れると更におかず度が上がります。
ニンニクで炒めると風味がより良くなります。

ヘチマから十分な水分が出るため、手軽に本だしをサラッとかけて炒め始めても大丈夫。

水分が出て、コトコトいい始めたら味噌を入れます。汁まで飲み干したければ少な目にするなど、量はお好みで調整して下さい。
私は少し多めに入れる味付けが好み。なので、一度にたくさんは食べないようにしています。

汁まで飲み干せるおいしい一品の完成です。

ヘチマの種がおいしいのです
豚肉との相性バツグンです


▶ヘチマの香りは独特

ゴーヤ然り、クセがあるから旨味も強いんです。
中にはクセのある香りが苦手、という方もいらっしゃいますね。
沖縄県民の友人は「土食べてるみたい」と敬遠しています。

そう、ヘチマは大地の香りがするのです。

▶香りが苦手な場合の対処法

ヘチマの香りは皮にあります。
苦手な方は思い切って全て皮を剥いてしまいましょう。
ヘチマの皮は、ゴワゴワしていますがピーラーで簡単に剥くことができます。

皮を剥いてもビタミンとミネラルは健在です。ご安心下さい。

ニンニクがお好きであれば一緒に炒めて、トマト等を加え、ラタトゥイユにしてもおいしいです。
ヘチマは洋風煮込みにもおいしく活躍してくれます。

沖縄ではない地域ではなかなか手に入りづらいかもしれませんが、ぜひお試し頂きたい栄養豊富でおいしい野菜です。

他にも「こんな風に食べてるよ」等の情報がありましたら教えて下さい。ヘチマ好きとして楽しみにしています。

画像元:育て方がわかる植物図鑑


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集