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自分で自分を認めて幸福になる方法

 自分で自分を褒めれば満たされる


みなさんは自分で自分、褒めていますか?
僕は最近になってようやく自分で自分を褒められるようになりました。
その結果、めちゃくちゃ幸福度と自己肯定感が上がり幸せに毎日を過ごしています。
自分で自分を褒めることはいつでもできます。
誰かに褒められたいと思っても、それは誰かであり他者なので、褒めてくれるとは限りませんよね。
だから自分のコントロール外の話なので「他者に褒めてもらおう」という気持ちは一旦捨てるべきです。
その点、自分で自分を褒めることはいつでもできます。
僕は毎晩「いいこと3行日記」をつけています。
このいいこと3行日記というのは、その日にあったいいこと3つをチョイスして日記に書くものです。
手書きでもタイピングでもいいのですが、僕は検索性・閲覧性のしやすさからNotion(メモ・データベースアプリ)を使って、いいこと日記をつけていっています。
こうやって、その日にあったいいことを日記に毎晩つける習慣を身につけると、自然と前向きな方向に自分の気分が向くようになります。
いいところに自然と目が行くようになるのが、いいこと日記のいいところです。
そしてこの項の最後に、少し心理学的な話を。
レジリエンスという「折れないしなやかな心」という心理学のジャンルで愛知称されている「説明スタイル」というものを紹介します。
この「説明スタイル」というものはポジティブな説明スタイルを持つといいと言われています。
それでは、説明スタイルとは一体何か?
それは、一時的か永続的か?自分の責任か他人の責任か?範囲は限定的か?全部か?という要素に分けられます。
これを順に説明します。
まず「一時的か?永続的か?」について。
これは「いつもこうなんだよなー」と考えるか「今回に限りこうだな」と考えるのか、どちらなのかということです。
例えば、何か失敗した時、ポジティブな説明スタイルだったら「今回だけはしょうがなかったな」と失敗を一時的なものとしてとらえます。
次に、自分の責任か?他人の責任か?について。
これは、資格試験に落ちた時に、ポジティブな説明スタイルだったら「自分の知らない範囲ばっかり出すんだもん、しょうがないや」と試験の合否というコントロールできない問題を問題作成者の責任にしています。
これは要するに、自分を責めないということです。
最後に範囲は限定的か、全部かについて。
これは資格試験に落ちた時に、ポジティブな説明スタイルだったら「今回の試験に落ちたのは落ちたけど、それで自分が全否定されたわけではない」ととらえます。
要するに、試験の不合格を大袈裟にとらえないということですね。
このように、物事の解釈をどのような「説明スタイル」でするかということが大事になってきます。
ポジティブな説明スタイルで出来事を解釈することで、自分を守り、自分を認めてあげることができます。

他者から褒められることを期待しない


あなたは、他者から褒められることを期待していませんか?
残念ながらその期待は満たされません。
残念ながら、世間は欠点を責めることしか考えていないのです。
いいところを褒めるよりも、欠点を直すことばかりに必死です。
それは受験時代に身についた価値観ではないでしょうか?
受験の科目では100点が最高点。
100点取れる自分の強みは放置して、60点しか取れない欠点になる科目の点数を引き上げようと頑張るのです。
これは、全科目の総合点で合否が決まる、受験では有効な戦略です。
でも、果たして人生に「欠点に注目し、直す」という自分の弱みに注目した戦略をとっていいのでしょうか?
僕は違うと思います。
自分の強みを活かしてこその、他者貢献であり、社会貢献であると思うのです。
だから、世間の「欠点に注目する」という価値観は変えるべきだと思います。
もっと強みに注目して、その強みを褒めて伸ばす社会にするべきだと思います。
そして、世の中では「できて当たり前」という風潮があります。
この「できて当たり前」とは、「相手ができていることはスルーする。なぜならできて当たり前だから」ということです。
この風潮も、僕は直すべきだと思います。
何かしてくれたら「ありがとう」という、何かできたら「よくやったね」と労う。
そうやって、相手を認めること、相手のしてくれたことに感謝すること、さらには相手の存在に感謝すること。
これができないと、いい社会にならないのではないでしょうか?
そして、褒めることを相手に期待してはいけない理由として、他者はコントロールできないということが挙げられます。
自分のコントロールできる範囲は、自分の考え方(マインドセット)、行動など自分に関わるものだけです。
相手に「褒めてほしい」とお願いして褒めてもらうのは嬉しいでしょうか?
おそらく嬉しくないですよね。
そう、相手はコントロールできないのだから、褒めてもらうことを期待するのはやめましょうという話です。

自分で自分のいい面も欠点も全て認める


ここから本題の、「自分で自分を認める」というところに入ります。
これを心理学では「自己受容」と言います。
自己受容の最初は「自分の欠点」を認めるということです。
シンプルに自分の欠点を認めると楽になります。
自分の欠点に気づいた時「自分にはこういうところもあるんだあ」と思えばいいわけです。
これを僕はなかなかできませんでした。
「欠点を認めたら、自分は不完全な人間になってしまう」そう思い込んでいたからです。
でも、何年も心理学の勉強や実践を重ねる中で、ようやく受け入れることができました。
「自分にもこういうところあるよね」と。
こうやって認めるところから自分は救われます。
そして、自分のいい面は自分で存分に褒めましょう。
「これ、できたじゃないか!!」
「今日、自分は頑張ったな!!えらいぞ!!」
「やればできるじゃん、自分!!」
そうやって思う存分、自分を褒めてあげれば、気持ちも上向きになり、考え方も前向きになります。
このように、自分の長所も短所も含めて、自分を受け入れると、自分は満たされます。
それを、「幸福」と呼びます。
自分を認め、幸福感を味わうことで誰かに認められなくても、自分で幸せになれるわけです。
これは、競争の中にあっても、いい意味で図太く悠然と構えている自分でいられる方法ではないでしょうか?
この方法を身につけると、世知辛い世の中でもやっていけると思います。
だからみなさん、他者に認められることを期待しないで、自分で自分を認めて幸せになってください。
そして、それを自分だけで完結せず、その幸せを周りの人に振り撒いてください。
あなたの幸福は他者に分け与えれば分け与えるほど増えていきますから。


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