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紅我龍
2020年4月22日 22:53
本物の中にある嘘をあなたは見抜ける? これが私の最初で最後の嘘。 今から私はあなたに嘘をつきます。 この嘘はあなたを悲しませるだけかもしれません。 だけどあなたならこの嘘を見抜いてくれると信じています。
2020年4月21日 23:51
「また会う日を楽しみにしているね」そう言って彼女は僕の前から姿を消した。
2020年4月20日 21:13
あの日。私は不幸にあった。私以外にとってはそれは不幸ではないかもしれない。だけど、私にとっては不幸だった。 私はいつものように本屋さんに来ていた。そしていつものようにゆっくりと本を見て回った。新刊から昔に発売した本まで何度来ても同じように見て回る。この時間が私は好きだ。そこに、新たな出会いがあるような気がするから。実際にそうやって出会った本はたくさんある。その中には面白かった本もそうでなかった本
2020年4月17日 21:28
時間の流れは早い。俺が彼女と出会ってからもう三年が経っていた。だけど、彼女と過ごした期間は三カ月しかなかった。「もう、君には会えないんだね」 あの日。彼女は俺の前に現れなくなった。「またね」という言葉だけを残して姿を消した。
2020年4月18日 19:39
私には憧れている人がいる。高校二年生の秋。文化祭。私はその人に憧れた。「今日はお越しいただきましてありがとうございます」今日は高校の文化祭。私は生徒会長として、今日のゲストに挨拶をするために控室へとやってきていた。