ダイエットのきっかけって突然くるよね
僕は太っていた。
もともとそんなに太っていた訳ではないが
異動した年から仕事のストレスで
過食するようになっていき
(特に菓子パンには世話になった)
めでたく168㎝にして80㎏を超えたのだ。
見た目でいうとまあまあ太っている。
だが、超えてしまったものは仕方がない。
アゴのラインはすっかりなくなり、
ぽっこりお腹になってしまったが、
そんなに気にしてなかった。
「ダイエットは・・・
まぁいつかやればいいでしょ。」
ところがある夜のことだった。
僕はすやすやと眠っていた。
しかし、ある瞬間、
突然息ができなくなってしまったのだ。
苦しい・・・
呼吸ができない・・・
あー、やばい。死ぬかも。
もがき苦しんでは飛び起きる日が続いた。
病院に行き、検査入院をして知ったのだが、
僕は睡眠時無呼吸症候群というやつだった。
太って顎に肉がついたせいで
寝てるときしばしば
息ができなくなっていたのだ。
さらにドクターから驚くべきことを言われた。
「最大で2分連続息が止まっていました」
病院でその診断を受けた僕は
その日からC-PAP(シーパップ)という治療を始めた。
治療というと大袈裟だが、
寝ているときに空気が通るようにする装置を
鼻につけて寝るだけだった。
このC-PAPが僕には耐えられなかった。
C-PAP外したい。付けたくない。
というか息ができないなんて
もはや生きてられないじゃないかと絶望した。
寝返りさえもしにくくなった。
とにかく寝るときに邪魔で仕方なかった。
このとき決意したのだ。
痩せよう。
痩せてC-PAPのない平和な睡眠を取り戻そう。
こうして僕はダイエットを始めた。
主に食事制限と運動をした。
食事制限はあすけんというアプリで
1日1500~2000キロカロリーに制限した。
運動はこれをやった。
体重20kg減りました。これやりました。|マーボー (note.com)
その結果、体重は20㎏程度落ち(ちょっと盛ってるが)、
体型も10代のときに着ていたスーツが入るまで
戻った。
そして念願のC-PAPともおさらばできたのだ。
あとで知ったのだが、
僕は睡眠時無呼吸症候群になりやすい体質らしい。
元々のアゴの骨格とかが関係しているようだが、
詳しいことはわからない。
とにかくC-PAPのいない
快適な睡眠が取り戻せてよかった。
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