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簡単に運動習慣をつけるコツ

運動習慣をつけるのは非常に難しいことです。私はパーソナルトレーナーですが、「運動習慣がなかなかつかない」と相談されることは本当によくあります。

例えば1日10分でいい、と言われてもそれがなかなか難しい.....。いざ実践すると全然続かない。こんな経験している人多いと思います。

では、なかなか運動習慣がつかない人が絶対にできる方法をご紹介します。それは「現在習慣になっているところに組み込むこと」です。つまりながら運動です。完全に新たな習慣を1つ増やすのではなく、まずは今の生活習慣の中で身体を使うことプラスすることです。

  • テレビを観ている時

  • 洗濯をしながら

  • ゲームをしている時

  • 歯磨きをしながら

一般的にありがちな習慣を述べましたが、普段の生活でさっと片手間にできるところに組み込んでみましょう。

特におすすめは歯磨きの時です。毎日必ず歯磨きはしますよね?歯磨き中にかかとの上げ下げをする、片脚立ちをする、青竹を踏む....何でも構いません、何かしらの「ながら運動」をしてみましょう。

こう言うと、「そんなので効果あるの? そんなちょっとじゃほとんど意味ない」と言われる方がいます。

しかし運動で重要なのはまず習慣をつけることです。どんなに効果的な運動でも継続できなければ、それこそ意味がありません。

確かに運動は理論的に行うことが重要です。理論的に行ってこそ、より高い効果が得られます。しかし習慣化するためにはこれは当てはまりません。特に若い頃からそんなに運動に馴染みがなかった人なら尚更です。

運動はまず継続させ習慣化させることです。なんでもいいから、今の生活に運動を組み込んで習慣させましょう。細かい理論的なことはとりあえず後回しです。

例えば先ほど紹介した歯磨きの時、かかとの上げ下げを20回したとします。1日20回でも1ヶ月で600回です。3ヶ月で1800回です。

1日20回程度の運動をやったところでやったところで意味ない、と考える人もいるでしょう。しかし何もしない人と比べて、1ヶ月で600回、半年で3600回、1年7200回も変わります。

なかなか運動習慣がつかない、なんて思っているうちにあっという間に1ヶ月、半年と経ってしまっていませんか?

それなら20回でもいいからやったほうがはるかにマシです。1日20回程度では確かにすごい効果的なことではないかも知れませんが、何もしていない人よりは確実に身体は変化します。

運動は効果的や効率が求められますが、最も効果がなく非効率なのは何もしないことです。まずは最も簡単に継続しやすく習慣化させやすいことから始めてみましょう。個人的には歯磨きにながら運動を加えることは最も簡単に運動習慣がつく方法だと思っています。

運動習慣がつかずに月日だけが過ぎてしまっている、という人はぜひ実践してみてください。



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