見出し画像

実家と絶縁した私が学んだことは、常識を疑うということ。

私は、約4年前に実家と絶縁しました。

理由は、娘の発達障害と遅延型アレルギーを親が否定して認めようとしなかったことです。


それまでの私は、いつも親に説得(という名の強要)をされ続ける人生を送っていました。

「どうせ反論しても通じなくて疲れるだけだから諦める」というネガティブ体質が身についていた私ですが、その時は娘の人生に関わることだと思って、柄にもなく熱く反論しました。

もちろん、親は自分の価値観しか認めないので、反論してきます。

何度か応戦しましたが、のれんに腕押し状態で疲れてきたので、夫にも反論してもらいました。


しかし、あえなく撃沈・・・。


手ごわすぎる毒親・・・。


でも娘の人生がかかってるから負けるわけにはいかない・・・。


とは言え、私ももうストレスMAX状態で、まともに戦える状態ではありませんでした。


そんな精神ズタボロの私を救ってくれたのは、たまたま見た1本の動画でした。

ブログでも何度も紹介している、加藤将太さんの動画。

この動画のおかげで、「そもそも、毒親を説得することと娘を生きやすくさせることは何の関係もない」と気づけたので、私はそこで説得することをやめました。

つまり、毒親と縁を切ったのです。

縁を切れば、毒親の価値観を強要されることもありませんし、こちらの価値観を理解してもらう必要もなくなります。


とても簡単な解決法でしたが、

「親には感謝しないといけない」

「家族みんな仲良く」

といった社会常識に縛られすぎていて気づけませんでした。


加藤さんの言葉に、

「僕たちはしらずしらずのうちに“道徳”を教えられすぎて、幸せに生きる方法を忘れています」

という言葉があります。

本当にその通りだと思いました。

常識にとらわれていると、本当に大事なことを見失ってしまいます。


実家と絶縁してからは、だんだん自分のやりたいことを自分で決めて行動できるようになっていきました。

健全な家庭で育った人にとってはおかしなことだろうと思いますが、それまでは、インナーペアレンツ(心の中の親)が、「あれはダメこれはダメ」とジャッジしてくるので、自分のやりたいことを無意識のうちに我慢してしまっていたんですよね。

心理的虐待は子供の人生を歪めますが、親も子供も周りの人も虐待という認識がなくて気づきにくいので、心理的虐待という概念を子育て中の親に教える機会を作るべきだと思います。


先日、実家を出たいと思っている方にアンケートを取ってみたのですが、予想以上に心理的虐待で苦しんでいる人が多くて悲しくなりました。

ブログ記事にしましたので、よかったら読んでみてください。

心理的虐待についても語っていますので、実家を出たい人だけでなく、子育て中の方にも是非読んでいただき、心理的虐待という概念を知ってほしいです。

いいなと思ったら応援しよう!