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『ティール組織』をざっくりまとめてみる

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#出版

『ティール組織』をざっくりまとめてみる②(p24-p41 )

変化するパラダイムー過去と現在の組織モデル

組織のタイプは、その時代の人々の世界観と結びついていました。
人類の意識が新しいステージに入るたび、人々の協力体制も変革が起こり、新たな組織モデルが生まれてきたのです。

以下、過去の人類の世界観の変化と、それに伴って生まれてきた組織の特徴をまとめていきます。

・受動的パラダイム(無色)
 家族・血縁関係という最小単位。分業を必要としない。したがって

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『ティール組織』を100分の1にざっくりまとめてみる〜「はじめに」

『ティール組織』を100分の1にざっくりまとめてみる〜「はじめに」

『ティール組織』をざっくりまとめてみます。(書き始めた理由はこちら)

今回は「はじめに」(〜p22まで)です。先は長い・・・。

「はじめに」

わずか200年にも満たない間に、

現代の組織のあり方が人類に大きな進歩

(未曾有の富、多くの平和、高度な医療システム、万人が受けられる教育、世界的な非営利組織・・・など)

をもたらしました。

しかし、現代の組織は限界に近づいていると考える人は多

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『ティール組織』を100分の1にざっくりまとめていく(次回から)

『ティール組織』を100分の1にざっくりまとめていく(次回から)

「早くも今年のビジネス書大賞決定か!?」と、まだ昨年のビジネス書大賞も決まっていないのに大変話題になっている、

『ティール組織』(フレデリック・ラルー著、鈴木立哉訳、英治出版)

というビジネス書を先月読みました。

これが、めっちゃ分厚いのですが、めちゃくちゃ面白い。

オビ文言には

・組上下関係がない

・売上目標も予算もない

・(それでいて)圧倒的な成果をあげる組織が世界中で現れている

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