【ブランディングのこと #3】 戻るべき原点を探すことがとても大切。
京都でブランディングやデザインを行う真っ白です。
ブランディングを行う上で重要なポイントの一つにそのブランドの持つ原点を探ることがあります。
立ち上げた時の想いや当時やりたかったことなどを見つめなおして、ブランドとしての判断基準を明確にすることがとても大切です。
斬新なデザインや新たなコンセプトを作るのがブランディングではない。
斬新なデザインをつくり、新しいコンセプトで進むことも大切な選択です。
しかし、真っ白ではブランディングを行うに当たってはブランドの持つ原点、ブランドが持つ雰囲気を演出するデザインを大切にしています。
自分たちの大切にしているものなどあればコメントでお聞かせいただけると嬉しいです。
ブランドの原点の重要性
ブランドの原点は、
どういう想いで商品やサービスをつくったのか?
当時のモチベーションはなんだったのか?
当時の消費者への想いはなんだったのか?
など
よくあるのが、顧客志向になりすぎて商品やサービスをつくった時の想いを忘れてしまうということです。
つくった当時の想いを忘れて顧客志向に走りすぎてしまうと、例えるなら尖った企画だったとしてもどんどん角が丸くなってどこにでもある商品になってしまいかねないです。
もちろん、顧客のご意見やご要望はとても大切です。
ですが、元々大切にしていたものを曲げてまでご意見やご要望を受け入れるかはとても重大な判断ですし、できればやってほしくないと考えます。
ブランドの原点を軸のひとつにする
商品やサービスが出来た時に大切にしていたことはブランドの軸にもなりうる大切なものです。
大きな判断をする時に「当時の私たちならどう判断しただろうか?」と振り返る基準にもなります。
例えば、新商品を開発する時に今まで売れた商品や売上の高い商品などデータを用意することもあると思います。それに加えて、当時の「私たちならどういう商品をつくりたいだろうか?」という想いの部分を大切にすることが重要です。
この想いをブレずに大切にすることによって想いに共感する方々が常連さんとなっていただける可能性は非常に高いです。
迷ったときは当時の想いや志に問うてみる
まとめると、顧客のご意見を聞いて反映していくことはとても大切なことですが自分たちらしさをもって改善をしていかないと角の取れたようなどこにでもある商品やサービスになりかねません。
そうならないためにも商品やサービスが出来た時の想いなどをひとつのブランドの軸として個性を磨いていくことはとても大切です。
ここまでご拝読ありがとうございました!