短歌4首

わけもなく足音ひそめ暗がりで捕らえる刹那の夜這い星

流氷を見たこともない僕たちは幻想ばかり好きずき描く

耳を噛む退屈しのぎ昼下がり空の臓器を満たしてあげる

廻りゆく朝から夜へ四季交ぜてあなたを囲む鳥かごとして

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