The naked life.(裸でも生きる)
プロローグ
会社で使う名刺入れをみんなで揃えたい。
そろえるならマザーハウスのものがいい。
ゆうきさんが言った言葉を聞いて
行動したらタイトルの本を
読むきっかけをいただきました。
どんな内容の本なのか?
マザーハウス代表兼デザイナー
山口絵里子さん
の生まれてから2007年までの話である。
山口さんは1981年生まれ。私は1982年。
私の2007年は?
非常に年代が近いこともあり
彼女が起業した時代の
自分と比較してみた。
今年振り返ったライフラインチャート
にはこう書いてある。
私事になってしまいますが
もう少しだけ補足すると
この年まで親の言っていることも
受け入れてた。
しかし受け入れたことが
悪い方向にいきました。
親の言うことから離れて
自分で考えるようになった。
自分で考えるよりも
人の言っていることを
いったん受け入れたり
本を読んだりして
多様な価値観を持つようになった。
親の敷いたレールから
完全に独立した年である。
私の2007年はこんな年でしたが
山口さんはすでに志をみつけており
それに向かって起業もして歩んでいた。
比べることではないけど
私よりも生きる目的に気が付くのが
早い人だと本を読んでいて感じました。
山口さんの高校時代までの話。
詳しいことは本を読んで味わってもらうとして
私の中に残っているエピソードは次のところ。
・小さい頃はいじめられた。
・柔道を知る機会があって
柔道を始めることにした。
・柔道で県チャンピオンになり
ジュニアオリンピックでも入賞。
ここまでのエピソードを読んで
山口さんの行動に肝が据わっているところが
あるのはこれだと思った。
何かの格闘技で強い人は肝が据わっている。
悪い方向に使ってしまう人もいるけど
山口さんはこの時の心臓の強さが
いろんなことに挑戦する
きかっけになっている。
と思いました。
私も高校のときに少しだけ
柔道をしていました。
理由あって3年間やりませんでしたが
今また体を鍛えるなら柔術やりたいな
と思うので過去に
格闘技をやっておくのは
大切だと思いました。
山口さんのその後の行動
山口さんは大学に入るための高校としては
工業だったので
不利だったと思います。
話の中でもいくつかの大学に落ちたと
書いてます。
とはいえ、本人の勉強した努力と
柔道で結果を残したことが
慶応大学生になることが
できたのではないかと推測します。
その後だいぶ飛んで、
途上国に関する業務をするなかで、
現場はどうなっているのか気になり、
実際に途上国に行きました。
山口さんが選んだのは
当時のアジア最貧国バングラディッシュ。
そこで、経済活動をする前に
様々な障害がありながらも、
バングラディッシュで何をしたら
貢献できるのか考え行動し
2006年に株式会社を設立した。
その後は社長として
必要なことをこなしながら
現地の人と一緒に
バングラディッシュでバック作った。
それを日本にもってきて
販売して現地の経済活動を
ビジネスの形で支援していた。
話の最後は日本で1号店の場所を決めて
自社のお店をスタートした
ところで終わっていた。
私が山口さんの話から学んだこと
①信念をもって何かを選択するためには
体の強さからくる心の強さが必要。
②疑問に思ったらできるだけ自分の目でみて、自分も何かしらの形で参加すること。
③自分が動くことに加えて、
苦手なところを補ってくれる
仲間と一緒にやること。
この3つが私の学びでした。
この本をどんなに人に
読んで欲しいのか
「今の境遇がつらい人。」
に読んで欲しい。
山口さんにとって過酷だったかどうかは
本人しか分かりませんが
私よりも多くの修羅場をくぐっており
少しくらいの不遇なら
乗り越えなくちゃという
エネルギーをもらえる本です。
エピローグ
この本には続きがあり
先週買ってきました。
また、続きの本を読んだら
感想を書きたいと思います。
株式会社PiPotal まつもと まさひろ