
劇団四季『アラジン』が大ヒットミュージカルである理由-観劇レポ-
Bonjour!
こんにちは
2月中旬になりましたね。
私は社会人になってから時間の流れがすごく遅いので笑、やっと2025年が1.5か月終わったという気持ちです😅
やっぱり、学生の時は自分の好きな勉強、物事、趣味、バイトに全力投球できていたからかな。自分で決めた会社、仕事とはいえ、無機質さから逃げ出したくなる時もあり、、
今は四季の観劇をほぼモチベーションに生きているので、平日が長くて長くて仕方ない。眼精疲労もやばいし、、
でも、1月は幸せな観劇をたくさんできたので、心はほくほくでした☺️
2025年観劇始めは、KAAT神奈川芸術劇場公演、宝塚雪組の『フォルモサ』という作品でした。

半年ぶりの宝塚。雪組生の麗しいエネルギーに力をもらいました。(NOTEではあまり触れていませんが、中高生の頃は宝塚一筋の少女でした!私の原点です。)
KAATといえば、2022年「ノートルダムの鐘」で人生で初めて四季を観た思い出の劇場。最近ではオペラ座の怪人、クレイジー・フォー・ユーも公演していました。(観れなかったCFYの亡霊となりつつある私。。)
そして1月中旬にはEX六本木シアターにて、来日版『SIX』を観劇しました!
2023年にロンドンで初めて観て、衝撃を受けた作品。やっと、やっと!日本に上陸するということで、発表されたときからずっと楽しみにしていました!

なんですかね、もう、ああいう海外の雰囲気が大好きなんですよ😭😭
「誰が勝ち、負けなどではない」、「肌や髪の色、容姿、全部私だけの特別なもの」、「ありのままの私でいい、そんな私に価値がある」
ありきたりだけれど、SNSが発達した狭い社会で生きていると忘れてしまうこの類のメッセージに励まされ、撮影OKのカーテンコールで会場のテンションMAXに終わる作品なのに、気づいたら涙が止まりませんでした。
キャストの皆様のパワフルなパフォーマンスも素晴らしく、6人とも大好きになりました😭
観劇資金の関係で日本キャスト版は断念したのですが、日本版も今とても盛り上がっているので、再演されたら必ず観たいと思います!!
前置きが長すぎてすみません💦
本題はずっと書きたかった劇団四季『アラジン』のお話です。
萩原隆匡さんのカシームと平田愛咲さんのジャスミンをほぼお目当てに、先月だけで3回も観劇してしまったアラジンですが、やはりDisney×劇団四季というプロフェッショナルのタッグ。どの世代が観ても総合的な満足度が非常に高い作品だと気づかされました。
・冒険・ロマンス・感動が味わえる歌・音楽・ダンス、
・魔法の絨毯のようなワクワクする演出
・ジーニーのコメディ
など、たくさんの要素があります。
メインキャストの皆様はそれぞれ持ち歌があり、それぞれが「自由」というテーマのもと成長していく様子が描かれます。(ジャファーとイアーゴの悪役コンビ除く🤭でも『ダイヤの原石』は好き!)
でも、アラジンの凄さはそれだけじゃない。
圧倒的な腕を持つプロフェッショナルな方々が作り出す妖艶なアグラバーの世界。それを担うのは
アンサンブルさん
だと思います。
アラジンでまず印象的な場面といえばジーニー(魔人)登場からの『アラビアン・ナイト』ではないでしょうか。
舞台セットの登場と皆さんの衣装、アラビアの音楽で一気にアグラバーの世界へ連れていってくれる大事な場面ですよね。
そこでの、アンサンブルさんのエネルギーと一体感が凄まじい。
10年前の開幕時のアラビアン・ナイトのお稽古映像を見ると、膝パッドをしている方もいて、身体に負荷がかかり危険を伴う振付であることがわかります。
さらにはマジックやアクロバットも含まれており、相当入念なお稽古が必要なことは一目瞭然です。
そのような高難度の場面を完璧にこなすアンサンブルさん。本番だから当然だし、こなせる方しか出演できないのはわかっているのですが、こんなに技量がいる場面を、一糸乱れず当たり前にパフォーマンスしてくださる皆様に、そして皆様のエネルギーに我々観客は心を動かされます。
もう一つ私が語りたいのは、二幕冒頭の『 プリンス・アリ』
序盤のカシーム、バブカック、オマールのコメディに一笑いしたのも束の間、間髪入れずにどんどん出てくるアンサンブルの皆さん!
歌詞にもある"黄金色のらくだ" "紫のクジャク"などの大道具を用いながら、私たちにありとあらゆるパレードの中身を見せてくださいます!
(個人的には"95匹のサルも 見せてくれるタダで"とジーニーが歌うの時の"95"と"It's"の看板を持ってぴょこぴょこ走ってくるF1枠の宮田愛さんが可愛かった💕)
そして、皆さんの衣装の早替えがすごい!!これはFLMにも共通しますが、「この場面だけで衣装何着あるの!?」と気になるほど、それぞれのアンサンブルさんが次々と衣装・小道具をチェンジしていくのです!裏には衣装スタッフさんの細かい段取りもあるのだろうと想像します。
このように、アラジンにおいて灼熱のエネルギーと、アグラバーの魔法・華やかさを届けてくださるアンサンブルさん方に文字通り圧倒され、それがアラジンを10年というロングランで大ヒットさせている理由の一つだと、私は考えています。
これからのアラジン観劇では、いや他作品でも、アンサンブルの皆様に注目し、まだまだ知らない発見をしたいと意気込む今日この頃でした。
少し短いですが、今回は1月の観劇とアラジンについて書かせていただきました。
話は変わりますが、名古屋ゴースト&レディのチケットを無事getすることができました!!!!しかも、自分の誕生日の公演も取れました😭
一緒に大阪のウィキッドも観に行こうと思い、名古屋&大阪遠征を計画中です!全力で有休を取るぞ🔥
この楽しみのために、2025年上半期生き抜きます!!!
本当に四季に生かされてるし、永遠の憧れです。
それでは皆様、あともう少しの冬を無理せず乗り切っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。