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「武蔵小杉のKOSUGI iHUG ウェルネスリビング」/こすぎの大学イベントレポ

2023.07.15(土)今日はざっくりいうと川崎市武蔵小杉にできた

この建物がなにか?

という問いからスタート。

そんな壮大な話ではないので、気楽に読み流してください。
(作ってみたら6500字になった(; ̄ー ̄A アセアセ・・・)


開催概要

【今週末の開催です!現地見学もあります!】第128回「こすぎの大学~武蔵小杉のKOSUGI iHUG...

Posted by こすぎの大学 on Sunday, July 9, 2023

7月のこすぎの大学のテーマは「KOSUGI iHUG」です。

3月末にオープンしたKOSUGI iHUG。『“いのち”を育む』をテーマに生まれた「農・食・健」複合型のコミュニティ・フィールド。

先生役は、「健」を担うウェルネスリビングの企画設計プロジェクトに参画した一般社団法人クレイドルのCFO 竹林陽一さん。当日は、ウェルネスリビングの施設紹介や企画設計の思いをご紹介いただきます。

こすぎの大学Peatixより

先生役 一般社団法人クレイドルCFO 竹林陽一さんのプロフィール

一般社団法人クレイドルCFO
株式会社アンド・パークCEO

東京大学工学部化学生命工学科卒、米コロンビア大学大学院博士課程中退(修士号取得)。帰国後モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス等にて主に金融商品開発に従事した後、 自身でも起業したほか、複数のベンチャー企業等でCEO/CFOを務める(事業領域:農業、アート、量子コンピュータ、ブロックチェーン)。2020年より一般社団法人クレイドルの事業に参画し、関連して2022年に株式会社アンド・パークを創業。子育て支援や地域医療のあり方を提言、実践すべく活動している。

他、
株式会社クリエイティブ・ジャングルCEO
一般社団法人something like this 理事
日本農業経営大学校非常勤講師 (農業)
「ブロックチェーン3.0」オムニバス形式の執筆(エヌ・ティー・エス)
「月刊美術」コラム執筆(全10回)

こすぎの大学Peatixより

こすぎの大学とは

ホームページ

2013年秋、武蔵小杉に、新しい学び舎「こすぎの大学」が生まれました。
ここは、大人から子どもまで、武蔵小杉に住まわれている方、勤められている方、地元が大好きな方たちが集まる、自由で広く楽しく学んでつながる学び舎です。一緒に「武蔵小杉に関わる人を知る・語る・好きなる」を体験・共有しましょう。

「ソーシャル系大学」と呼ばれるもので、どんな方でも語り合ったり、新たな発見が生まれていく「学びの場所」です。

前回

説明の部分がほぼ同じなので、前回参加分レポートをリンクしておきます。

そもそも会議推進パートナーズ川村明啓さんから「武蔵小杉でそもそも会議」のお話でした。「そもそも会議」をみんなでやってみました。

「KOSUGI iHUG(コスギアイハグ)」という施設は初めてじゃない?

そう、私はここで地域Web記事を書いている人の一人。

この場所以外には、もうひとつ棟があってすごく気になっている場所の一つでした。

今回は「こすぎの大学」で見学できるとのことで潜入。

今年の春に完成したKOSUGIコスギ iHUGアイハグの知らない施設をみんなで見て勉強しましょう!

KOSUGIコスギ iHUGアイハグ

2カ月ぶりのKOSUGIコスギ iHUGアイハグ

アウトドアダイニング棟

アウトドアダイニング棟はセルフバーベキューで大変盛り上がってました。

まだ利用したこともない人も、一度私のYahoo!JAPAN CREATORSの記事をみて行ってみてください。

この棟は個別に買い物もでき、イベント前にきりたんぽ食べてたのはナイショ(o'ェ')b シ――――!!

こすぎの大学~武蔵小杉のKOSUGI iHUG ウェルネスリビング〜

7:28より、こすぎの大学参加者が集まったところで、概要を説明。

イベント開始
(紙芝居説明をしているオカポンの左にいる竹林さんが施設を案内)

今回見学するのは、ウェルネスリビング棟。

ウェルネスリビング棟
(日が暮れる前に撮影)
今回見学した場所は2カ所
1階クリニック・パーク武蔵小杉、2階ヴィタリテハウスです。

クリニック・パーク武蔵小杉

クリニック・パーク武蔵小杉受付

クリニックパークは、通常診療、自費診療のほか、未病やヘルスケアに取り組むファミリードクターです。

地域の皆さまのニーズに応えられるよう、オンライン予約やオンライン診療にも対応しています。

当施設ウェルネスリビング棟では、内科、皮膚科、耳鼻咽喉科、小児歯科、婦人科外来を配置し、産前産後ケア施設も含めて相互に連携をしていくことを目指しています。

現代美術作家によるアート作品を設置するなど、日常的に立ち寄れる暖かみのあるクリニックとして、皆さまの健康な生活の一部となるよう取り組んで参りたいと思いますので、ぜひお気軽に足をお運びください。

クリニックパーク武蔵小杉ホームページ「クリニックパーク武蔵小杉とは?」より引用

未病みびょうという言葉が出てきましたね!

竹林さんから「健康状態をプラスから、さらにプラスへの予防医学」というキーワードを聞いたのでメモ。※

※私は会社で健康経営担当(第一種衛生管理者)なので、こういうのは興味もあるんです。

Vitalité Houseヴィタリテハウス(産前産後ケアセンター)

各部屋につながる通路

このクリニックパーク武蔵小杉の2階にはVitalité Houseヴィタリテハウス(産前産後ケアセンター)」が2023年4月にオープン。

見学で人がいないときにこっそり撮影させてもらいました。

産後直後は両親と赤ちゃんの大事な出会いの場。

しかしママは出産後のホルモンの低下により、ママは心も体もセンシティブな状態にあります。

一方、赤ちゃんにとっても人生の心理的健康を決定しうるといわれる愛着を形成する上で最も大事な時期。

ヴィタリテハウスではこの大事な時期にママの心身を癒しながら、助産師をはじめとする出産や育児の専門家による丁寧なケアを提供することにより、親子の愛着形成と家族の自立を促し、赤ちゃんとママ、そしてご家族が幸せに新しい生活をスタートできるよう心のこもった丁寧なサポートを行います。
産前のママには出産の不安を和らげ、幸せな出産体験ができるようにサポートを行います。

ヴィタリテハウスホームページより引用

Vitalitéヴィタリテとは、生命力・活力・元気を表すフランス語。

まさに産後のママさんが専門家のケア・サポートの受けられる施設となっています。

中央:ヴィタリテハウス 施設長濱脇さんから
施設概要を説明いただいている様子
産前産後のケアが可能なそれぞれの個室を紹介してもらいました。
窓の近くにはちょっとした空間もあり、窓の外は二ヶ領用水

オープン時のプレスリリースをリンクしておきます。

全部を説明すると大変なのでホームページに「Vitalité Houseの特徴」をまとめてみました。(AIみたいだな・・・)

  1. アートのある心地よいインテリア
    現代美術作家・流麻二果の作品が飾られた、広々としたリビングダイニング。暖炉の傍のソファで他のママたちと交流したり、時にはアートに癒されながら、洗練された居心地の良いインテリアの中でリラックスしてお過ごしいただけます。(※リンクにはアート作品)

  2. 助産師常駐/女性外来・ネウボラルーム併設
    ヴィタリテハウスでは助産師をはじめとする出産や育児の専門家が24時間体制で常駐。必要な時、不安になった時、日夜問わずいつでもママに寄り添います。女性の心身をトータルにケアする女性外来や子育て相談を行うネウボラルームを併設。

  3. 料理研究家・植松良枝プロデュースのお食事
    毎日のお食事は料理研究家 植松良枝がプロデュース。
    KOSUGI iHUGのファームで採れた新鮮野菜や旬の食材をふんだんに取り入れて、産後のママに向けたバランスの良い食事を提供します。

  4. オーダーメイドのケアプランと多彩なプログラム
    育児練習、赤ちゃんのケア、ママの心身のケアや美容、ボディワークなどのプログラムから、体調や希望に合わせた個別のケアプランを作成します。もちろん、赤ちゃんを預けてゆっくり休養するだけでもOK。思い思いの時間をお過ごしください。

  5. 産前のママも、ご家族の滞在も
    出産予定日を迎えるまでの妊婦さんもご利用いただけます。臨月を迎えて不安なママも安心してお過ごしください。またファミリールームではご家族での宿泊も可能。上のお子様は棟内一階での一時預かりが可能です。(オープン準備中)

ほぼホームページの文章のママですが、これだけでも産前産後のスペシャリストとアートや飲食に気の配られたサービスが提供されているのがわかりますね!

施設長濱脇さんのトークがキレまくっている様子

男性の私が書いても説得力がなさそうですが…

出産前出産後を最高の環境で過ごせるのは、女性にとっても生まれてきた赤ちゃんにとってもよいことであり、これからの子育てにもいい影響となることでしょう!

気になる方はホームページで確認してみてください

中原区役所5階会議室へ

見学から、中原区役所5階会議室へ。

今まで見てきたところにKOSUGIコスギ iHUGアイハグの設計や企画のヒントを見て来ていたんです。

先生役・竹林陽一さんの講義前の様子
それでは講義スタート

ここから光でスライドが薄かったり、文字が見えにくいなど補足はしますがすべてをおさらいはできないことをご了承ください。

そしてKOSUGIコスギ iHUGアイハグで聞いた話と私の理解を書いてみようかと思います。

竹林陽一さんの自己紹介(前述記載あり)

一般社団法人クレイドルとは

https://www.mycradle.jp/

代表理事 田淵英人氏(見にくいのでホームページより文言引用)

代表理事 田淵英人
1996年保育事業開始、2001年ビーフェア株式会社設立。民間企業の保育園参入の黎明期を支える。以降、都内に保育施設を展開。2014年M&Aによりビーフェア全株式を譲渡、同年退社。産前・産後ケアが子育て支援のもう一つの重要な柱になると考え、2017年一般社団法人クレイドル設立。

一般社団法人クレイドルホームページ
理事 鶴野(田淵)ゆか氏(見にくいのでホームページより文言引用)

理事 鶴野(田淵)ゆか
学習院女子短期大学人文学科文化史専攻、ニューヨーク市立大学芸術学部卒業。2009年より現代美術専門のギャラリストとして国内外で活動。2017年第一子の出産を機に産前産後ケア・保育事業に参画。現在二児の⺟。2017年夫と共に一般社団法人クレイドル設立。

一般社団法人クレイドルホームページ
ここはホームページを確認

ざっくり説明すると「産前産後ケア施設やその延長上にある医療クリニックを次世代型の経営をめざす」一般社団法人であるということです。

どんなクリニックを目指しているかというとー

先ほど「クリニック・パーク武蔵小杉」で【未病みびょうのことを追記しましたが、追加キーワード【情報医療】【社会的処方】【社会的健康】というキーワードが出てきたので、リンクベースで入れてみます。

情報医療

薬とか診療という形ではなく、

例えば…

  • アートや芸術に触れる

  • 音楽で落ち着く

  • アロマで癒される

近いWeb記事を探してみて、少し参考になるかなと

【イギリス】「アート」と「医療」 かかわりへの模索──北東英国を中心に(ArtScape)

社会的処方

川崎市の方は、「社会的処方」といえば、この方とご存じだと思うので参考リンク。

この後、関連するスライドが出てきます。

社会的健康

心と体の健康は大切ですが、それだけでは不十分。
社会の中で認められ、他人から必要とされ、安心できる居場所がある「社会的」にも健康であることがそろって、本当に健康であるといえるのではないでしょうか。

心も体も社会的にも健康であることを目指そう
(全国健康保険協会)

社会的につながりがあるということもまた「健康とつながっている」ということができるという話が続きます。

KOSUGI iHUGのコンセプト

Feel life with us
それは、いのちをはぐくむ「つどいの場」

竹林さんからのお話が続きます
ウェルネスやウェルビーイングという言葉について
クレイドルの事業を行う背景①
いままで日本の子育ての課題に育児を行う母親の心身ケアや育児サポートがあったが各自治体で差があり、いろいろな法律の壁があった
クレイドルの事業を行う背景②
医療は量から質、効率化されたり、行政で枠に区切られたものからそれぞれの当事者が自律的に動いたり、けがや病気を治すという「治す」から「予防する」考え方の変化、それぞれが専門性や細分化していた医療サービスは多様化、複雑化する課題に対応できる切れ目のない医療サービス提供する時代へ変わりつつある。

こんなクイズも

どちらが健康!?

運動サークルに参加して運動もする人と参加せず運動もしない人の調査
「一人で黙々と運動する人」と「サークルに参加するだけの人」では
後者が要介護発生率は低かった

ということは、

「運動だけをひたすらやってても健康とは言い切れない」

ってことですよね!

リンクワーカーの話

大切なところなので書き出しておきましょう。

  1. 人から施されるだけでなく、自らが支援する側にも立てる。

  2. 他の人たちとつながることができる。

  3. 学び続けるものを持っている。

  4. 身体的・精神的に活動的である。

  5. 周囲で起きていることに注目している。

こういう人が医療を提供する人でなくても増えていくといいですよね!

健康なうちに日常的に体のチェックをした方が
病気やけがをしてからの状態から回復していくより楽ですよね!

そこでKOSUGIiHUGでの取り組み「トレファーム」

高床式なので農作業での立ったり座ったりが少ない

KOSUGIiHUGにもコミュニティスペースにキッチンがあり

キャンサースキャンのPRTIMESを見つけたのでリンクしておきます

今までは、座学→栄養指導で終わりのところを、例えば食べるものを栽培し最後料理して食べるまでを体験型とするTeachingティーチング kitchenキッチンという取り組みで肥満・糖尿病治療していこうというもの。

これおもしろいですよね!
(私がやりたいぐらいです)

最後に

「こすぎの大学」にも例えられるように「ゆるいつながり」を多く持ってKOSUGIiHUGでもコミュニティが形成されていくことで、利用者の方々がウェルネスビーイングとなっていくような施設を目指しておられるとのことでした。

一般社団法人クレイドルCFO竹林陽一さん
勉強になるお話ありがとうございました!

グラフィックレコーディング

今マイクを持っている企画編集ユニット6355オカポンさんのグラフィックレコーディング

そういえばオカポンさんから一言

教養のある場所=今日、用事ようじのある場所

ゆるくつながるコミュニティサードプレイスはそういう場所なんでしょうね!

とりあえずグラレコに書かれていることはこのnoteで補完できたかな・・・

今後も「こすぎの大学」はいろんな先生役が登場します!

ホームページFacebookTwitterから当日の様子、今後のイベントなど発信されるかと思いますので、気になる方はそちらをチェック!

地域にフォーカスしたソーシャル系大学は面白い!


最後にみやもとから感想を

ちょうどこのレポートを作っているときに「#推したい会社」というハッシュタグ企画が出てきたので一般社団法人クレイドルをこのnoteから推してみたいと思います!

新型コロナが拡大した時に、人のつながりを非常に大切だと感じた人も多いんじゃないでしょうか?

まさにゆるくつながったり、コミュニティを形成していく話ではありましたが、一般社団法人クレイドルは、産前産後ケアやそれを中心とした育児や医療サービスなど、時代の転換期において風穴を開けてくれそうな会社と感じています。

そして、過去出産経験のある方は「こんなところがあればよかったのに」とか、今まさに産前産後の人に知ってもらいたい会社でもあります。

川崎市武蔵小杉に2023年春オープンした「KOSUGIコスギ iHUGアイハグ」は

いのちをはぐくむ「つどいの場」

それを知れた一日でもありました。

長文になりましたが、最後までお読みいただき感謝です。
そしてみやもとがレポートをお送りしました┏○ペコ


それでは、みなさんよい週末を(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

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