反応に困った時の対処法

最近我ながら気づいたこと。『自分の価値観の変化に伴い、見える景色が一変している』ということ。同じ職場の【特定の人】に対して、『ついつい気になってしまう自分が、まだまだ子供だな』っと正直思う。だけど、気になってしまう。というか、反応に困るからこその、『突っ込みの心の声が尽きない』感じ。もちろん、お互いに大人なので、表立って感情に出すこともない。そもそも私自身『感情的な訳でもない』と思う。相手に対して『こういう人なんだ』っていう【自分の中の印象】も分かっているので、確実の私自身の話。
個人的に『1番どうにかしたい!』と思うのは、タイトルにもある通り【反応に困った時の対処法】だ。いくつか、実際によくあるパターンを紹介する。
①一般のニュースに関する『相手独自の情報』や、世に公表されていないような『偏った情報』信じているようで、よく話される。
②事務所内で上司達が、私や相手(互いに派遣)に全く関係無い仕事内容の話をしていた。そして、上司達がその場から去った後の話。定期的に「上司達が話してたことってさ、こういうことじゃない?私はこう思う、ってか絶対そうだよ!」なんて話を自信満々&興味津々にされる。
③配属先の会社やその社員達を、やたら褒めては共感を求められる。そして、そんな時は決まって『相手の過去の職場の人間関係や環境と比較』して、結果『今の環境や社員達に満足している発言』をされる。

私は、その都度適当な相槌になったり、時にはストレートな言い方をしてみたりと様々な反応である。というのも、結局のところ、その話をされたところで『私は何とも思わないから困る』のだ。
①の場合は、本人の感情が伺える話なら「私はこう思いますよ」なんて反応をすることもある。でも、本人独自の偏った情報には、『本当に興味がない』から反応に困る。
②の場合は、私にとっては、『私に関係ある内容だったら、何らかのアクションは上司が直接起こすでしょ?』って感じ。それ以外の話なんて、『私の知ったことじゃないよ』って思ってしまう。だから、適当な相槌や、ストレートに「私には関係無い話だと思います」なんて反応することもある。
③の場合は、ひたすら相槌で反応するものの、掘り下げて追加であれこれ言われると、これまた適当に受け流すしかない状況になる。この時、私は特に理解出来ないことがある。それは【他人同士の比較】である。『自分の価値観で勝手に他人を判断している感じ』が、非常に不愉快な気分になる。

何故、この【特定の人】が極端に気になってしまうのか。私の中で理由を探ってみた。何となく辿り着いた答えは『過去の私に似ている印象がある』からだと思った。
①に関しては、自分の固定概念をひたすら信じ、人間関係を築く上での配慮みたいなものが薄かった。ある意味、自己主張がそこだけ強かった。だから、興味の無い人との距離感に苦労した当時の自分と重なって見える気がした。
②に関しては、『とにかく気にしいな感じ』で、『他人に対して、いちいち敏感』なイメージ。そして、決まって『私、何か間違えたかな?私に何か出来ることあるかな?こういうことが言いたいのかな?』と自分勝手に解釈する。その癖、全部が未確定な話な訳だ。そんなこといくら思ったところで、『相手次第じゃん』って話。間違いなく過去の私が苦労した思考に近いと感じてしまう。
③に関しては、昨日の投稿にも近い要素が多い。『他人を褒めること』にきっと悪気は無いと思う。ただ、結局のところ確実に【比較対象】がある。人を褒めることで、【無意識】に自分を下げたり、また別の他人をディスっていたり。それから、『過去から現在の自分の変化ではない』訳で『環境や人間関係が単純に変わっただけじゃんね』って感じの印象を持ってしまう。どちらにしても、以前の私はそれをきっと本当に【無意識】に且つ、【なんなら良かれと思って】やっていた。【現実に感謝】とか【他人の反応で自分が満足】するために。

今回のことを通して、私は、また新たに発見したことがある。それは、『過去の自分に似ている』が故の反応であるということ。しかも、すごく【自分本位】な話。『自分よりも年齢を重ねた人=大人』なイメージなので、そういう人ほど気になってしまうのかもしれない。『自分よりも若い子』ならば、『まだまだこれからだよ、私もそうだったからね。』みたいな気持ちになれる。また、私は、「過去の自分から私は変わった!」と胸を張れるくらいの気持ちがある。だからこそ、きっと私も『【無意識】に、そんな【相手と自分を比較】している』のだと自覚した。ブログで発信しておきながら、めちゃくちゃ嫌な人間だ。とは言え、自分で気づいて納得したからには、『そんなこともある』と認識しつつ、【私は私】【相手は相手】だと強く意識したいな!と改めて思う。そして、これまでの自分のような、『反応に困ること自体』を減らしたい。そしたら『突っ込みの心の声』も必然的に衰退するだろう。更に『自然体で自分の心穏やかな反応』が出来る自分へと成長したい。それがきっと【大人な対応が出来る大人】だと私は思う。そんな自分になって『いちいち反応に困らない自分になりたい』ってのが、今回の私の1番の本音。
結果的には、『私自身、年齢と共に、多方面から大人に成りたい』と改めて思うきっかけになった訳だ。そんな【特定の人】との関わりのお陰であることは間違いない事実。ということで、『今後の私の人生に活かしたい気持ち』である。


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