HSP 克服の道しるべ
HSPって治るの?どうすればいいの?
と悩んでいる方はいませんか?
HSPは病気ではなく、生まれ持った気質なので、
それ自体治療する対象ではありません。
ですが、HSPの気質が原因で、
体の不調が起きてしまう場合もあります。
私も、HSPの気質が原因で、考え込んでしまったり、
ストレスがかかって
体の不調が出てしまった過去があります。
しかし、自分の行動や環境を変えることで、
不調を軽減することができました☺️
自分がHSPかわからない、知りたいという方は
こちらの記事をチェックしてみてください。
今回は、HSPである私の「HSPの原因」
「HSPの対処法」についてお話します。
HSPの原因
HSPは心理学研究から提唱された概念であり、
医学的な原因ははっきりわかっていません。
ただ、人口の約20%、
5人に1人はいるとされています。
1.扁桃体
HSPの人は、ストレスを処理する
脳の扁桃体がより活発に働くため、
人に対して敏感に反応したり、人の感情から
影響を受けやすく、
結果として不安や恐怖を感じ取りやすい性質があります。
2.ホルモン
HSPは、ストレスを感じた時に分泌され、
ストレスを軽減するセロトニンの分泌が少ない。
その結果、ストレスを感じると出る
ストレスホルモン(ノルアドレナリンとコルチゾール)を抑制できず、
ストレスホルモンの分泌量が多くなる。
3.自律神経
ストレスを感じた時に出るホルモンの影響で、
自律神経の中枢(視床下部)が刺激されやすいため、
自律神経が乱れ、
自律神経失調症症状が出やすい。
HSPの人はあらゆることに警戒し、
敏感に反応してしまうため、
交感神経が常に張っていて、気が休まらない状態になると、
次第に心身が消耗し、自律神経のバランスが乱れてしまう可能性があります。
実際、私は崩れまくっていました・・・😂
敏感すぎるだけでも大変なのに、
そんな症状まで出たら、かないませんよね😭
そんな時こそ、HSPという自分の性質を知って
何か少しでも対処できたら、心が軽くなるかもしれません。
次に、そんな時に役立つHSPの対処法を図で説明していきます。
HSPの対処法
1.刺激自体を避ける、刺激を物理的に和らげる
HSPは、刺激に対して
扁桃体が過剰に反応してしまう状態
↓
刺激の少ない環境に身を置いて、
刺激そのものを避けることがgood!
例)
・苦手な人と距離を置く
・タバコの匂いがある場所には行かない
・ざわざわうるさい場所では、イヤホンをして雑音をシャットアウトする
2.刺激を受けた後の行動は自分で決められることを知る
刺激を受けた後の行動は、
自分で決められることを知っておくことも大切です。
例)
・空気を読んで周りの人の気持ちを察知したとしても、
先回りして行動するか決めるのは自分自身
・「〇〇かもしれない」という未来の不安が襲ってきても、
それをいつまでも考えるという選択をして不安になるのも自分次第
・逆に不安が襲ってきても、今はどうにもできないから、
「起きた時に考えよう!」と今は不安にならない選択もできる
3.刺激に対する反応の捉え方を変えることができる
過去に大きく傷つく経験をしたり、
またこういうことが起こるのではないか
という予期不安を抱え続けている人は、
過去の経験から思考回路が固まってしまっている可能性があります。
例)
・過去を思い出して辛かった経験を自分で認める
・その過去の経験が自分を苦しめているのだと知る
・リフレーミングで物事をネガティブに捉えない方法を身につける
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
まずは、HSPの特徴を知って、
HSPの人がどのように生きづらさを解消していたかを知ることで、
少しずつ心が楽になっていくと思います。
HSP自体は病気ではありませんが、
HSPの特性によって
心が刺激を受けすぎた結果、
仕事や日常生活に影響が及んだり、
ストレスによる疾患を患ってしまったりなど、
マイナスに作用することはあります。
HSPは欠点ではありません。
もし生きづらさを感じるなら、
「自分がHSPによって何に困っているか?」を知ることが大事です。
私の場合、
いつまでも過去の出来事を思い出し傷ついたり、
起こってもいない未来への不安を考え続けて、
〝今〟を生きることができていませんでした。
過去を思い出したり、未来への不安を考え
「傷つく経験を選んでいたのは私だったんだ」と
気づいてから、
少しずつ〝今〟を生きられるようになってきました。
そして、自分に合った環境や行動を工夫することで
だいぶ生きやすくなっています😌
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
少しでもこれを読んでくださった
あなたの力になれたら嬉しいです!
そして「スキ」を押して、
何度も読み返していただけたらとっても嬉しいです。
これからも皆さんに、
生きやすくなるコツをもっと深めて伝えていきたいと思っています😊