見出し画像

挑戦が始まって泣いちゃう日

2月5日12時00分。自分の挑戦するクラウドファンディングを公開した。

先月挑戦しようと決めて、1か月。
絶対にいいものになるという確信と、絶対にやり遂げたいんだというワクワク感がありつつも、こんなに自分がワクワクするものに興味ないと言われたら怖いなという不安と格闘していた。

「何者でもない私の取り組みに、応援してくれる人はいるんだろうか」

ずっとついてきていた不安。その答えがまさに今日出る日。
初日に何も動きなく支援いただけるイメージがなかった私は、声掛けリストとにらめっこしていた。

仕事の合間に、広報頑張るぞ!
そう意気込んでいたのに。
ポコンポコンッとメールの通知が届いた。
メールを開く。

「あなたのプロジェクトに支援者が現れました」

――!!!!!!!

時刻は12時33分。
一時間以内に現れた支援者。
「えっ!!!」とリビングで叫んだ。
そこから、ポコンポコンッと通知が入る。
InstagramやX、Discordといろんな場所でシェアしてくれた投稿を見つける。

こんなに応援してくれる人がいるんだ。
泣きそうになった。
支援してくれた方々の応援コメントを読んだ。
声を漏らしながら泣いた。

応援してくれる人は確かにいた。
それが、ずっと不安だった私に差し出された答えだった。

本日の支援者は9人。支援総額84,000円。達成率28%。
初日に9人も価値を感じて応援してくださる方がいる。

今はただただ感謝でいっぱいで、全力で向き合おうと何度も何度も誓った。それが私にできる恩返しだ。


支援してくれた中に、3号(三つ子の三女の愛称)がいた。
オムニバスブックとオリジナル栞が届く「楽しませてプラン」と120分のヒアリングをもとに想いを言葉にする「頼らせてプラン」を選んでいて、2つの応援コメントが届いていた。

毬花!!いよいよクラファン開始だね!自分の積み上げてきた思い、向き合ってきた時間、悔しい涙も嬉しい涙もたくさんたくさん流してきた、誰よりも自分自身と向き合ってきた毬花だからこそできるプロジェクトだと思うよ。「弱いから泣きます。強いから生きます。」の言葉が毬花から生まれて時が経って、今こんなにも毬花を表す言葉はないなと思う。腹の中からの付き合いで今は離れて暮らしているけれど、これからもいつまでも毬花を全力で応援する片割れ3号として追っかけさせてください!毬花と片割れで誇らしい!

私も創作活動をしていますが、自分の言葉を人に伝わる文にすることは職人技だなあと思います。 そんな職人技を持つ彼女から生み出される言葉はもちろん、ヒアリング力はピカイチです。私は彼女からインタビューを受けたとき「私こんな風に考えてたんだ」「私が大事にしたかったところってここなんだ」と自分でも気づいていなかったことや、うまく言語化てきていなかったものが彼女の手によってスルスルとすんばらしい文章に変身していきます。彼女の聴く力、言葉にする力、それを文章にまとめる力ご体感あれ!

文体が違うが、同一人物である。本人曰く、「楽しませてプランは姉妹としての応援メッセージ。頼らせてプランはお仕事を頼む人としてのメッセージ」とのことだった。

「姉妹のことを、応援してくれてありがとうね」

そう伝えると、3号は首を振った。

「家族だから応援したんじゃないんだよ。一人のプロに仕事を楽しみたいし、その職人技を体感したからこそ、このプランで支援したし、コメントを書いたんだよ」

またポロポロ泣いた。
こんな姉妹を持てて、幸せだ。

2号(三つ子次女の愛称)からは「InstagramのIDの数字、お母さんの誕生日?」と連絡があった。
リニューアルリリースする予定の写真を残すように文に残す本づくりサービス【紙に月】のリリース日が母の誕生日であること。そして、それは母を必ずすくうという決意を込めていること。

それを2号に伝えると「まじで応援してる」と返ってきた。

姉妹はもちろん、物理的な距離が遠くても心の距離は近いたくさんの人たちがいることを再確認したクラファン初日。
数日前のように「自信がない」とは言ってられない。自信を持って、最後まで駆け抜ける。


弱さを強さに変えるオムニバスブック『弱いから泣きます。強いから生きます。』制作プロジェクト。
現在、クラウドファンディングCAMPFIREで挑戦中です。
あなたの記憶と想いを言葉にし、自分の弱さを強さに変える本を届けます。
あなたの弱さが誰かの背中を押す強さになることを信じて、一人ひとりの記憶と想いと向き合います。
応援よろしくお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!

屈橋毬花 | 【紙に月】
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 自分の記録やこんなことがあったかもしれない物語をこれからもどんどん紡いでいきます。 サポートも嬉しいですが、アナタの「スキ」が励みになります。 ……いや、サポートとってもうれしいです!!!!