圧倒的悪夢…ッ!!!

昨晩は悪夢を見ました。
といっても、現実の話ではなく、比喩でもなく僕が見る夢の話です。笑

僕は大きな会議室で社長をはじめとするたくさんの役員・重役・上司に注目されながらひとり、立っている。

言葉が出なかった。

僕はその会社で総務・人事として働いていた。そして入社してから今までの成果を発表せよと言われたのだ。
なんの前触れもなく呼び出されて、資料も無ければ成果もない。言葉が出ない。

それもそのはずだ。
僕はその時、入社して1週間たったところだ。成果も何も、同じ部署の人の顔と名前がまだ完全に一致していない。

その事を告げると皆、一様に苛立ちと呆れ顔である。これがわかっていたから言葉が出なかった。
会議室に入った時から予感はあった。秘書の目が敵意に満ちていた。

会議の途中で起立を求められ、そして冒頭の成果を発表せよとのことだった。

社長から
そもそも間に合うのか?と、聞かれたが何のことかわからなかった。

曰く、2ヶ月半でお金を使わずに求人の応募数を2倍以上。出来なければクビというものだった。

なるほどな…と、思った。
僕には労働条件明示書を出さない、正式な内定通知書を出してくれなかった理由はこれだったのかと理解した。
いや、出せなかったのだ。

入社して3ヶ月後に一定の成果を上げなければクビであるが、それを表立ってエビデンスを残せない。しかし、労働条件明示書や内定通知書を正式に出してしまうと、そんな事聞いてない!と、あとで突っ込まれる。だから出せない。

そして、入社してしまえばどっちにしてもやらなければならない状況になる。
クソ喰らえ…心の底から誰かが叫んだ感じがした。

はああああ!!っと、苛立ち混じりの大きなため息のあと、

成果はなくても案ぐらいはないの?この5日間と数時間何やってたの?と、社長に言われて僕は思考を現実に戻した。

特にないが、一般的なことを言えば…と、いくつか話をしてみたが無駄だった。
社長・役員・上司・秘書から喋り終わる前から遮られ、否定され、揚げ足を取られ、集団リンチにあった。成す術もない。

悪意に満ちた時間だった。
僕の上司にあたる人は、その場で発言していない僕の過去の発言を引用してまで徹底的に否定していた。

最終的には、3ヶ月以内に成果を出せればそれで良い。出来なければクビという話でなんとなくまとまった。

いやいや…
試用期間というのは、雇用主が正当な理由なく一方的に解雇できる期間ではなく、労働者が一方的に退職できる期間であると主張し、辞めてやるよ!!と、言って会議室を出る。

重役のひとりと面談をする事となり、出された打開策は、こうだ。
まず、案を100個出して100個同時進行する。
そしてよかったものを20個だけ継続して、また100個にして…という打開策だ。

そして重役の人から、例えばこんな案があって…とか言われたが、あれだけ会議室でボコボコに揚げ足を取られて全ての考えを否定してきた人たちと、こんな思いをしてまでしがみついてまで働きたくないなーと、思った。

しかし、その人の話は思いの外、長かったので仕方なく夕ご飯のことを考えていた。

成果を出せるかどうか自信があるとか無いとかそういう話ではなかった。

こんな仕打ちをする人たちと一緒に働けないと思っただけだ。

そして、すぐに辞めた。

ここまでが僕がいつも見る悪夢だ。

この悪夢を見ると僕はいつも寝れなくなってしまう。

過去の出来事を夢で追体験しているから嫌な夢ではなく悪夢と呼んでいます。

この悪夢を見る度に、僕はあそこであがくべきだったのか?あがきたかったのか?今の自分になったことを後悔しているのか?
人の居場所をつくれる人になる為に僕は自分の人生の時間を最大限使うと決めたが、、、果たしてそれでよかったのか?

自問自答、自己否定を繰り返して客観的に自分の人生を見つめ直す。
そうしたら朝になっている。

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