ボディ・シェイミングに思うこと
私の周囲にはたくさんの社会的な圧がある。
先日も独身でいること、子どもを望んでいないことに対して悪意なくアドバイスをいただいた。
人生経験として、人として成長するために必要なことで、私に幸せになってほしいそうだ。
でもね、余計なお世話。それらは本人の選択であるべきで、幸せも本人に決めさせてほしい。当然の権利じゃない?
最近こうした社会の無言の圧力に思う事が多い。
体形についても。
私はストレス発散とボディメイクのために筋トレを2年程継続している。わりとストイックな趣味だ。減量と増量を繰り返しながら自分の理想に近づける。あくまでも、自分の理想のため。
だけれど、精一杯のお世辞と褒め言葉で「痩せたね!」と言われることは好きではない。そのことで周囲の女性の表情が濁ることも本意ではない。
「エロくなくなった」「男性はもっと肉付きがいいほうがすき」と言ってくる失礼な奴もいる。あなたの好みは知らないし、たとえ彼氏であってもその発言に従うタイプの女性ではない。残念でした。
痩せていても太っていても筋肉質でもそれは個人的なことで他人が評価していいことではないはず。
ボディシェイミングという体形批判を社会問題として扱う世界の流れにもう少し敏感にありたい。
プラスサイズモデルも日本ではまだまだごく稀だし、ファッション業界ではプラスサイズなんだろうけど決してプラスサイズとは思えない方も多い。どちらかといえばリアルサイズ。
ダイエットを煽る番組や広告も多い。なんならYouTubeはそれしか出てこない。
ボディメイクには時間がかかる。そんな数ヶ月で結果が出るやつは筋肉も削ぎ落とすのでもとからの筋肉量がない人はやめた方がいい。食にこだわりがある人も辛い修行僧になるのでは。そしてリバウンドだ。
なにより、メンタルが安定しない時は減量は中断すべき。摂食障害になるリスクが高まる。
だから、体形を変えたい理由が少しでも社会的な価値観に基づいているのなら、焦る必要は全くないし、今の自分を受け入れる意識改革も同時にやっていったほうがいいと思うの。
笑顔でいれば今のままでじゅうぶん素敵なはず!